シンプルロジックFX:証券会社の選択は最大の経費削減になる

おはようございます。

Do.です。

 

今日のトピックです。

テーマ:FX最大の経費は取引コスト

・ドル円FT5検証 今週の結果

・3時間で230トレードを行ったユーザーさんの結果

・本『60歳、FXでおだやかに暮らす方法』の進捗

 

今週もプラス推移のFT5検証結果

 

先週金曜日から5日間の結果です。

 

 

1月5日(金)

 

1月8日(月)

 

1月9日(火)

 

1月10日(水)

 

1月11日(木)

 

今週も、ある程度のボラティリティがありましたので

プラス推移です。

後半は連敗もあって足踏みでしたが

大きなドローダウンになっていないので安心できますね。

 

取引コストについて真剣に考えてみましょう

 

取引コストについてはこれまで何度もお伝えしているように

とても重要です。

今週はシンプルロジックFXのユーザーさんから

貴重な体験談が届きましたのでお伝えしますね。

掲載をご了承いただいたので

わたしとのやりとりをお伝えします。

 

—————————————————————

● Yさん

昨日、
シンプルロジックのMT5版を、初めて使いました。
といいますか、MT5自体を初めて使いました。

驚くほど操作性がよく、
動作も軽く、
当初はバックテストを、と思っていましたが、
そのままデモトレードを致しました。

パラメータはそのままです。
分析などはほとんどしておりません。黄色の点滅時間を延長させて、
転換ラインが出た通貨に、上下に網を張る。
この基本ロジックの基本を、
ひたすら繰り返しておりました。

そうしましたところ、基本ロジックで収益も出せました。
「おお!すごい!」

と、思ったのですが、
最終的に、
収益額の約1.5倍の手数料が算出されていて、マイナスになってしまいました。
「こんなことってあるの?」
と驚いてしまいました。
※MT5のターミナルは、収益と手数料とが、分かれているので、
これも、分析に便利なポイントですね。

トレード履歴を数えてみましたところ、
約230ポジション(ですので、おそらく約46トレード)でした。
※口座残高110万円、変形複利で、資金の1%。
※収益約38,000円、手数料約62,000円でした。
※22時ころ~25時すぎまでトレード

QアンドAのコーナーに、証券口座の選択についての動画がありました。

なるほど、こういうことだったのかな、と。
トレードが多くなると、コストを考えないと、
手数料が収益を吸収して余りあるほどになってしまう・・・。

対策としては、

現在のところ、取引コストは、
スリートレーダーが、最も安い、と見受けられます。
ですが、
MT5版は未発表なので、
MT4版でなるべく、動作を軽量化する方法を試行錯誤するか。
(通貨ランキングは、専用のMT4にて表示)
※現在は、MT4を4つ起動して、通貨を分散しています。(5チャートくらいから若干遅くなります)
※実際には、スプレッドが常時15ポイントくらいある通貨が3つほどあるので、24通貨位ですが…。

もしくは、
スリートレーダーほどの低コストではないですが、
安定高速のMT5版を使うほうを取るか…。
MT5の中では、今回の、ExnessのPro版がそれに近いのかな、
と思っています。

スリートレーダーのMT5を待ち望みます…。


そもそも、
こんな多数通貨でトレードするでない、
というツッコミが入りそうかな、と思うのですが、
ランキングの上位3位、にしぼるぞ、でやっていても、
意外に、入れ替えが発生して、10通貨くらいになることがあります。

MT4ですと、どうしても、チャートが増えてくると遅くなり、
そのため、ランキング外になってノーマークになってから、トレンド発生してた!
というチャートに気が付くこともあり、「うむむ・・・」と感じることがありました。

MT5版がとても快適なもので、つい。
「もしかしたら、全通貨カバーできるのでは?」と。
「そしたら、ランキング外での機会損失はないな」などと。
「転換サインどおりのエントリーだけ、しっかりやればいいのだから、できるんじゃないかな」
考えてしまいました。
そして、実際にできてしまいました。

ただ、やはり、まあまあ疲れますので、選定が必要ですよね。

ですが、手数料マイナスではあるものの、
分析をせずに、FXで収益を上げられた、というのは、
私の心に大きい影響を与えております。

 

● Do.

貴重な経験談、詳しく書いていただきどうもありがとうございました。

MT5はとにかく使いやすいですよね。
ThreeTraderも今年前半にはMT5をリリースとのことなので
待ち遠しいですね。

ExnessのPro口座、悪くはないと思いますが
スプレッドが広い通貨ペアは気をつけたほうが良いかと思います。

「分析をしないで、FXで収益を上げられた」
このご経験がとても大きいですよね。

今回の本でも書いていますが
「やめなければFXは必ず攻略できます」

その確信を持って取り組むことがすべての始まりです。

デモでいろいろなことを試せる環境がありますので
引き続きトレーニングをおこなってくださいね。

 

● Yさん

いつもありがとうございます。

「分析をしないで、FXで収益を上げられた」
仰る通り、これは大きいですね。

「エントリーだけでよくて」(「決済はお任せして」)
「事前の準備も分散できる」

これは心身にも長生きできそうだなと思います。

返信を頂くまでの間に、
シンプルロジックFXの概要と学習方法
を再度拝見し、いろいろ気づきがありました。
読んでいたはずも、抜けていたり。

引き続き、試行錯誤(トレーニング)していこうと思っております。

—————————————————————

やり取りの中でYさんがおっしゃっている取引コストについての動画はこれです。

● 証券会社を選ぶときには取引コストに注意する(2023 09 09 ブログ記事から抜粋)
 (8分05秒)

 

取引コストについては、読んでいただいたとおりです。

トレードの収益に取引コストがいかに影響するか。

この事実に気がついていない人が多いです。

 

もちろん、ロジックによっては取引コストの影響が少ないものもあります。

スイングトレードのように。

 

シンプルロジックFXのように

取引回数が多く、建値決済や獲得pips数が小さい指値決済が多い場合は

取引コストの影響がとても大きくなります。

 

この影響をできる限り小さくして

利益を増やすためにやることは簡単。

証券会社の取引コストを調べて

どこを選ぶか考えるだけです。

 

ロジックも、相場状況も関係ありません。

ただ、やれば利益が増える。

費用対効果は抜群です。

 

シンプルロジックFXに限らず、

ご自身が取り組んでいるロジックに最適な証券会社(ブローカー)は

どこなのか。

もう一度、じっくりと考えてみてくださいね。

 

ExnessProとThreeTraderを比べてみました

 

Yさんのメールの中に出てきた

ExnessProとThreeTraderの取引コストを比べてみました。

 

それぞれ公式サイトのページです。

Exnessは円表示でThreeTraderはpips表記なので

単純に比較はできないのですが、

これを見てもThreeTraderのほうが良いですよね。

 

ThreeTraderのMT5公開が待たれます。

 

Yさんのメールをきっかけに、

取引コストについて、ちょっと考えてみたのですが

もしかしたらThreeTraderのPure口座、

という選択もあるかもしれません。

 

単純に取引コストだけを比較すればZero口座が有利であることは

間違いありません。

 

ただ、Pure口座はスプレッドは大きいですが手数料が無料です。

スプレッド分のマイナスをカバーできるだけのボラティリティがあれば

手数料無料の恩恵は大きいのではないか。

と考えたのです。

 

変動スプレッドなのでやってみなければわかりません。

正確には、Pure口座とZero口座で

全く同じトレードを同時に行って比べてみるしか

検証方法はありません。

 

また、Pure口座のスプレッドの広がり方も気にする必要がありますよね。

本を書き上げて、検証用EAを作ったら

テストを行ってみます。

 

本『60歳、FXでおだやかに暮らす方法』 半分の原稿が仕上がりました

 

今週は章立てを変更して書き続けましたが、

まだ原稿が終わりませんでした。

 

ひたすら書いているのですが、

1日1万文字くらい書くと、

指と腕が疲れてきて腱鞘炎手前くらいの状況になるので

無理しない範囲でやっています。

 

先週はプロローグの画像をお見せしましたが

今日は1章から9章までの流れをご覧ください。

 

 

先週の下向きの矢印とは正反対で

上向きの矢印です。

これを目指してFXに取り組みましょう、というのがこの本のテーマです。

 

この画像を見ると勝つために整えることはたくさんあるように感じますが

これだけしかない、と言ってもいいのです。

5年、10年勉強し続けないと身につかない、というものではありません。

 

相場は必ず攻略できます。

そのための基本をこの本に凝縮しました。

 

来週のメルマガでは出版の報告をできるよう

引き続き書いていきますね。