FXの基本と応用

今週の フォロー バイナリーの結果

 

今週はエントリー回数は少ないけれど、勝率がとてもいいパラメーターに変更して

フォワードテストを行いました。

 

 

1日のストップはその日の損失額が5,000円を超えると止める形にしています。

そのストップにかかったのが火曜日と金曜日。

月曜日と木曜日には8,000円を超えるプラスだったので

週間の合計は+4,900円で終えることができました。

 

少しエントリー回数が少なくなりすぎたので

来週はもう少しエントリーが多めのパラメーターに変更してフォワードテストを行います。

 

現在ライブ口座で試しているのはポンド円ですが、

今週の7通貨ペアを使ったデモ口座の結果では、ドル円が時間指定なしの全稼働でプラスの成績になりました。

まだ一週間だけの成績なので、今後の様子を見ていくしかありませんが

ちょっと楽しみです。

 

また、フォローの別サインのプルバックサインを少し改良したので

そちらもバックテストとバイナリーのデモ口座でのテストを行っていきます。

 

 

練習方法3部作 完結編 1

 

7月からお届けしてきた練習方法3部作。

これまで『成功する練習の法則』『超一流になるのは才能か努力か?』の

海外の本2冊を紹介してきましたが、

最後は日本の本です。

 

とても興味深い本なので、是非読んでいただきたいなと思っています。

 

それでは、『稽古の思想』西平直 著 からの引用です。

(この本はとても濃い内容なので、本日が前編です)

 

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「わざ」という言葉は深い。
様々な位相で使われ、定義ができない。
そこで「スキル」と「アート」という言葉を補助線とする。
スキルが「わざを習う」ベクトルに対応し、アートは「わざから離れる」ベクトルに対応する。

~中略~

1.
スキルの習得が、稽古の最終目標ではない。
スキルですべての事態に対応できるわけではない。
その点を稽古の思想は繰り返し強調する。
例えば、予測できないハプニングが生じる。
その時、スキルに縛られていては、対応できない。
その時その場で、咄嗟に、からだが反応するのでなければ、実際の場面(舞台・試合)に対応できない。
それをアートと呼ぶ。
スキルを身に付けた上で、スキルから離れてゆく時、
その先にアートが生じてくる。

ということは、アートは、(今から何度も見るように)スキルを使うこともできるが、使わないこともできるということである。

2.
「わざ」は「スキル」と「アート」から成り立つ。
そして稽古はこの両者を習得することである。
その際、重要なのは、初めから「アート」だけを習うことは出来ないという点である。
「アート」は大切なのだが、初めから「アート」を習うことは出来ない。
やはりまず「スキル」を身に付け、その後に、そのスキルを手放してゆく。
スキルから自由になる、ということは、いつでもスキルに戻ることができる。
スキルを確かな土台としたうえで、そこから離れることもできる時、「アート」が成り立つということである。

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ほんの少し、著者がおっしゃっていることからはずれてしまいますが、

スキルを基本、アートを応用と言い換えれば

FXのトレード練習法にもつながってきます。

 

相場は常に人の感情で動き続けています。

その相場の中でトレード判断を下し続けるには

基本を土台にした応用力が必須です。

 

いきなり応用力で勝負することはできません。

これまでお伝えしてきたように、

基本を積み重ねて初めてアート(応用)の世界が広がります。

 

一つ一つ基本を大切に積み上げていきましょう。