FX:pips数を伸ばすだけがトレードの目的ではない

リスクリワード 1:1.1 で勝てるロジックを作る

 

HLトレードの補完的なロジックとして取り組み始めたプルバックロジック。

直近安値高値にストップを置くことで

リスクリワードの数値が非常に良くなることで注目しました。

 

ところが。。。

ちょっと視点を変えると

資金管理ロジックを使って

メンタル負荷がとても少ないスキャルができるかもしれない。

と思ったんですね。

 

一般的なトレンド戦略だと

そのトレンドが伸びていくことを期待してエントリーするので

大きく伸びていくこと目指します。

 

つまり、リスクリワードがとても良くなることを目指しますし

獲得pips数が多いほど利益も大きくなりますよね。

 

ただ、トレンドがどこまで伸びるかは誰にもわかりません。

それなら、早めに決済したほうがストレスは少ないですよね。

 

エントリーしたらすぐにストップとリミットを入れて

あとは決済を待つ。

 

損失になったとしても、淡々と次のトレードを待って

またエントリー。

 

明確な資金管理を行って

これを繰り返すだけなので

とんでもない損失を抱えて退場、といったことは

起きようがありません。

 

FX初心者にも、とても取り組みやすい戦略です。

 

 

実は、このような戦略は4年前から研究してきましたが

すべてのピースを組み合わせて

一つのロジックに完成させることができていませんでした。

 

今回のプルバック・ダイバージェンスロジックは、

もしかしたら面白いことになるかもしれない・・・

そんな仕上がりになってきました。

 

 

フィルター機能搭載インジ完成

 

前回の投稿でお伝えした

追加フィルターを搭載した

インジのプロトが昨夜出来上がってきました。

 

現状で搭載しているフィルター部分です。

 

 

今回追加したのは、

ダイバージェンスフィルターの中の

MA傾きフィルター、

それから、ADXフィルター、

直近サインフィルターの3つです。

 

これで、かなりエントリーサインの数は絞られました。

 

前回の投稿でお伝えしたのは

今年6月の15日までで半月分ですが、

今回は6月1ヶ月間のデータをとってみました。

 

 

プルバックロジックが31勝29敗で勝率51.7%。

ダイバージェンスロジックが14勝7敗で勝率66.7%。

両ロジック合算で46勝35敗で勝率56.8%でした。

 

リスクリワードが 1:1.1 なので、

勝率50%でもプラスになりますから

合算で、勝率56.8%なら十分です。

 

私が目指していた勝率は55%前後。

 

それで安定さえしていれば

利回りはプラスを継続することが可能です。

 

 

利益額シミュレーション

 

勝率56.8%で、リスクリワードは 1:1.1 。

果たしてどれくらいの利益になると予想しますか?

取引条件を借り設定して利益額を見てみましょう。

 

実際は、エントリータイミングによって獲得pips数が変わってきますので

エントリーロットを調整して、獲得pips数が変わっても利益額は変わらない、

あるいは複利で増やす形にする予定です。

 

ただ、今回は仮のシミュレーションなので

獲得pipsが10pipsで固定、1ロットでのエントリーとします。

単利であれば、口座残高が100万円あれば1ロット(10万通貨)での

運用は可能なので、下記のような結果となりました。

 

 

1ヶ月間の利益は、単利で156,000円、

限定マーチン1で248,000円、

限定マーチン2で335,000円、

ダランベールで479,000円です。

 

限定マーチンやダランベールについては

動画で詳しくお伝えしましたが、

7連敗までは許容する資金管理ロジックとなります。

 

 

限定マーチンとダランベールは

リスクも大きくなるので、半分くらいのロットに落とすほうがいいので

上記の利益の半分くらいと考えたほうが良いです。

 

それでも月利10%を超えています。

 

 

いかがでしょう?

 

勝率56.8%でも侮れないですよね。

月利10%を安定して出すことができれば

これは強力です。

 

メンタル負荷が小さいので

初心者にもいいですし、

ロットを大きく出来る上級者にとっても

取り組みやすいロジックといえます。

 

 

リスクを分散させるため、

複数の資金管理ロジックを口座で使い分けるのもいいですね。

 

 

インジケーター機能としては

ほぼ完成したので

いよいよEAと連携させます。

 

EAでバックテストが出来るようになると

様々なパラメーターの微調整が可能になるので

楽しみです。