昨日の米雇用統計でのシンプルリミットの動き
先週、時間経過決済を搭載したシンプルリミット。
昨日の雇用統計でも効果を発揮してくれました。
ドル円とユーロドルで仕掛けてみました。
5分足です。
雇用統計のように動きが激しい時は
1分足だと忙しすぎるので、5分足でちょっとのんびりいきたいな、
と思って5分足にしました。
シンプルリミットの良いところは、事前に仕掛けておくことができるので
9時くらいには逆指値IFO注文を入れました。
最初にヒットしたポジションは雇用統計のタイミングより早くエントリーして
そのまま逆行されたので、時間経過決済で損切りになっています。
5分経ってプラスじゃなかったら決済、という設定にしていたので
ドル円、ユーロドルともに1pipにも満たないわずかなマイナスで逃げています。
その後、再度、逆指値IFO注文を入れました。
今度は9時半の雇用統計のタイミングでヒットしました。
結果は、
ドル円が +10.0pipsと-3.9pipsで
ユーロドルが+10.0pipsと+19.9pipsでした。
合計でプラスだったので良い結果だったなと思っています。
ただ、今朝起きて改めてこの結果チャートを見た時に
「逆行決済だったらもっと利幅を取れていたのになあ」
と思ったんですね。
こんなに違います。
実際に利幅が取れた決済はトレーリングストップで決済されているのですが、
昨日のチャートでは逆行決済のほうがもっと利がのっていた、
ということになります。
ただし、現状のシンプルリミットでは、逆行決済とトレーリングストップのどちらか、
先に決済ロジックに合致したほうで決済されるシステムにしているので
必ずどちらかの決済方法一つを選択することになります。
逆行決済とトレーリングストップのどちらか利が伸びたほうで決済、
ということはできないんですね。
それなら、予め3つのポジションを持って、
短めの10pipsのリミット、トレーリングストップ、
そして、逆行決済のすべてで決済をできるようにしておけば
平均的な利幅は大きくなることが多いかもしれない、
ということに気が付きました。
これまでは2つのポジションしか同時に持ていなかったのですが
3つのポジションを同時に持てばいいということになります。
早速、下記のような仕様に変更していただくように
プログラマーさんに連絡しました^ ^
● 2022.10.08 追加仕様
・同時3ポジション仕様に変更
決済ロジック②からトレーリングストップをはずして
決済ロジック③にする
新仕様(デフォルト値は現行仕様と同じ)
決済ロジック②
SL建値移動シフト決済1
SL建値移動シフト決済2
逆行決済
決済ロジック③
SL建値移動シフト決済1
SL建値移動シフト決済2
トレーリングストップ
ロット比率(合計100%の割合で表示)
決済ロジック①:30
決済ロジック②:35
決済ロジック③:35
3つのポジションを持つ、といっても
ロット数を大きくするわけではありません。
一つのポジションを3分割する、といったほうが
イメージは伝わりやすいと思います。
3分割決済をしたいので、
最初から3つのポジションを持っておいて
それぞれ別のロジックで決済する、ということになります。
こうしておけば、昨日の雇用統計では
逆行決済が加わって、もう少し利を伸ばすことができていた、
ということになります。
私がここまで決済にこだわるのは
トレード終了後に後悔したくないからです。
相場の世界は残酷で、
自分のトレードが終わったあとに、
確実に正解を教えてくれます。
その正解と自分のトレード結果を比べることで
どうしても後悔の念が浮かんでしまうことが多いです。
この、「後悔の念」というのはとても厄介で、
ボディブローのように
ジワジワとメンタルに負荷をかけていきます。
多くの人が長期間トレードを継続することができないのは
この「後悔の念」があるため、と言っても過言ではありません。
私は、このメンタル負荷をゼロにしたいと考えています。
どんな結果になったとしても、
予め自分自身が描いたシナリオのどれかでしかない、
だから、自分のトレード結果に後悔しない。
そんなトレードを毎日することが健全なトレードライフにつながると感じています。
メンタルトレーニングはとてもハードルが高いですし、
効果が出づらく結果に結びつけることが難しいと言われていますので、
無理なことは無理、と受け入れて
ツールにおまかせできるところは任せてしまったほうが楽ちんです。