負けトレードは失敗ではない

メンタルの工夫でルールを守りやすくする

 

今日は、こんなマーク・ダグラスの言葉から。

 

「損失を失敗とは定義していないので、
損を出しても感情的にマイナスの反応はしない」

『ゾーン 最終章』 マーク・ダグラス ポーラ・T・ウエッブ 共著 より

 

先週、ルールを守るアイデアについてお伝えしましたが、

気持ちの持ち方でもルールを守りやすくすることはできます。

 

例えば、自分が徹底的に検証をして作った勝率60%のルールがあったとします。

すると、40%は負けトレードになるわけです。

このルールを長期継続してプラスの期待値を維持できる検証結果が出ているのなら

40%の負けトレードは必要経費にすぎません。

 

トレードには負けていますが、失敗ではないのです。

 

失敗でないのなら、落ち込むことは全くありません。

そのトレードでの損失を取り戻そうと

熱くなる必要もないのです。

 

淡々とルール通りのトレードを繰り返していれば

プラスの結果を継続できる検証結果を得ているわけですから。

 

もし、負けトレードを必要経費として受け入れられないのなら

そのルール自体を見直す必要があります。

 

確信を持てないルールを使うことはできないので。

これは、大前提です。

 

 

もう一つ、マーク・ダグラスの言葉を紹介しましょう。

 

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テクニカルトレーダーとして、
私が売買注文を出す根拠として必要なものはひとつだけだ。
それは常に同じで、
「今、自分のエッジの条件を満たすパターンは存在するか」だ。

(中略)

私が自分に問うて正しくあるべきことは唯一、その質問だけだ。

 

     『ゾーン 最終章』 マーク・ダグラス ポーラ・T・ウエッブ 共著 より

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トレード中に考えることはこれだけです。

自分が決めたルールのパターンにチャートがなっているかどうか。

それだけを気をつければ良いわけですから

ルールを守ることは、とってもシンプルです。

 

 

オートクリック用インジケーターを開発中

 

MT4のサインに合わせてクリックするオートクリックの一つの使い方として

バイナリーでの仕様を考えています。

そこで、せっかくならバイナリー用のサインを作って

オートクリックで実験してみたいな、と思って開発し始めたのが

このインジケーターです。

 

 

トレンドフォロー系のインジケーターになるので

このようにトレンドが出たときには良いのが当たり前です。

 

今回は、初めての試みとして

トレンドが出ているときは連続でサインを出すようにしてみました。

 

レンジのときやトレンド終盤ではどうしても勝率が悪くなるので

トレンドが出ているときにプラスを積み上げておいて

平均して勝率55%を目指すスタイルです。

 

安定して勝率50%の後半を出すのはとてもハードルが高いです。

来週にはこのインジケーターの検証用EAが完成するので

色々なパターンを試していきます。

 

実は今回、もう一つ新たなことに挑戦していますので

それについては来週お伝えしますね。