ロジックのテストは、決めつけないでいろいろな設定、通貨ペアでを行ってみる

RangeBreak_EAで実験

 

こんばんは。

Do. です。

 

先週からRangeBreak_EAで18通貨ペア同時運用のテストを行っています。

RangeBreak_EAはボラが大きいポンド系、ゴールで使っている

HLトレード専用の半自動売買EAです。

 

そのため、GBPJPY、GBPUSD、GBPAUD、GOLDの

4銘柄でしか使用していませんでした。

 

ところが、、

スキャルシステムで18通貨ペアの検証をしているのですが

もしかしたら、RangeBreak_EAを18通貨ペアで動かしたら

どんな結果になるのかな?

と思ったんですね。

 

やってみた結果がこれです。

 

 

環境認識をしながら、半自動で使うためのEAなので

今回のような完全自動での稼働は想定していません。

そのため、私が想像していたのは

前半の動きです。

 

レンジ相場では往復ビンタになることもあるので

トレンド相場でプラスになっても

レンジ相場の負けが重なって

ゆるやかに右肩下がりになる、と予想していました。

 

ところが、11月10日から1週間稼働させてみて

プラス圏まで戻ってきました。

 

直近の相場がトレンドが出ている通貨ペアが多い、

ということはあるのですが、

ちょっと面白いなあと思っています。

 

 

通貨ペアごとの設定をしているわけではなく

SLが20pipsでTPが30pips、

あとは逆ブレイク決済をtruiにして

レンジラインの起点価格はヒゲ先の高値・安値にしているくらいです。

(動画でパラメーターを紹介しています)

 

ドル円はこんな結果です。

 

全ての通貨ペアの成績はこのようになっています。

 

 

とにかくやってみる

 

今回は、たまたまシステムスキャルの検証をやっていたので

18通貨ペアでの実験を思いつきました。

 

先入観は持たないほうがいいな、

ということを改めて感じました。

 

HLトレード開発当初は、

色々な通貨ペアを過去検証してポンド系とゴールドに落ち着いたのですが

リミットを小さくすれば

他の通貨ペアでも優位性を見つけられる可能性がある、

ということがわかりました。

 

完全自動売買ということは考えていませんが

今後、それぞれの通貨ペアで実験を継続して

パラメーターを個別設定していけば

10通貨ペア以上の同時運用も可能になってくるかもしれません。

 

上位足の環境認識をしながら

4時間足レベルでトレンドが出ている通貨ペアだけ稼働させて

ポジション保有後は決済ロジックを考えていく。

 

このような使い方は十分可能かと思っています。

 

 

リスクリワードの改善

 

先程もお伝えしたように、

ストップが20pipsでリミットが30pipsなので

リスクリワードは 1:1.5 です。

逆ブレイク決済があるので、

もう少しストップを小さくすることは可能です。

 

ただ、エントリー直後に逆行する場合は

もう少し早めに切りたいな、と思っています。

そこで、直近安値高値を基準に損切りをするロジックを追加しようと思っています。

 

この機能が有効に働いてくれれば

もう少しリスクリワードが改善されるかもしれません。

 

この機能を追加したらRangeBreak_EAを無料でバージョンアップしますので

その時にはお伝えします。

 

 

手軽に検証を行うためにEAを作る

 

RangeBreak_EAを公開した時にお伝えしましたが、

私がこのEAを作った目的の1つに、

客観的データをたくさん集めるため、という理由がありました。

 

今回の18通貨ペアでの検証は、まさにそれです。

EAがなくても過去検証は可能ですが

一つ一つローソク足を追っていくのは、

とんでもなく時間がかかります^ ^

 

ロジックを考える時は

ある程度、優位性の目星がつけば

EAを作ってみてください。

 

検証が楽になるのはもちろんですが

客観的なデータを突きつけられることになるので、

それまで見えていなかった

色々なものが顕在化してくるのでおすすめです。