「 迷い 」が出てきた時には子供の自分に戻る:2018.05.06
おはようございます。
Do. です。
昨日に引き続き、橋本治さんの『 「わからない」という方法 』から少し。
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結局「 一人で地を這う 」しかない
私は、そういう人間なのである。
なにかをするに当たって、「 めんどくさい 」は当然のことだと思っている。
「 めんどくさい 」のは事実だから、「 めんどくさい、めんどくさい 」とは言うが、
私は、「 めんどくさいことをやる 」ということに関しての覚悟ばかりはできている。
私には、それ以外の方法がないのである。
私の「 わからない 」や「 できない 」は、その下地の上に載っている。
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「 めんどくさい 」ことってたくさんありますよね。
考えてみれば、すべてのことは「 めんどくさい 」ことかもしれません。
ただ、「 めんどくさい 」ことにも 2 種類あると思っています。
自分がやりたい「 めんどくさい 」ことと、
やらなければいけない「 めんどくさい 」こと。
これには大きな違いがありますよね。
自分がやりたい「 めんどくさい 」ならいくらでも出来ます。
あっという間に時間たたってしまうくらい、苦になりません。
心に迷いがある時、ほとんどの場合
自分がやりたい事がわからなくなっています。
自分は何者なのか。
何をやりたいのか。
これを知るには、子供の頃の自分を思い出してみること。
やらなきゃならないことではなく、
やりたいことしかやらなかった自分を。
そして、どのあたりからズレてきたのか
ということを感じてみます。
やりたくないことを無理にやろうとすると
違和感を感じたり体調を崩したりします。
そして、大きな壁に当たったり
やってもやってもうまくいかなかったり。
真面目な自分ばかりでてくると、
「 俺の努力が足りなかったんだなあ 」とか
勝手に思ってしまうのですが、
もしかしたら、ただ、やりたくないことを無理にやろうとしていただけかもしれません。
高校時代の私がそうでした。
音楽部の部長をやっていた時、胃かいようになったり、
自律神経失調症になっていたんですね。
トランペットを吹くことは好きだったけれど、
部長として部をまとめていくことは自分には「 やりたくないこと 」だったんだ、
ということが今はわかります。
私は多くの人をマネジメントしてまとめていくことより、
一人でコツコツ研究、検証することが好きでした。
それを自分の柱に持ってくることが
最もストレスが無いんですね。
それが、自分は何者なのか?
に対する私の一つの答えです。
もちろん、「 めんどくさい 」ことを
「 めんどくさい 」と感じることはありません。
朝まで検証をやっていても楽しくて仕方がない。
だから続くんですね。