こんにちは。
Do.です。
今日のトピックは3つです。
・今週のFT5検証結果
・シンプルロジックFX 今週の進捗と今後の予定
・パターン分けしてルールを作る
カギ足ロジックのFT5検証結果
先週金曜日(9月7日)から今週木曜日(9月14日)までの結果です。
・9月8日(金)
・9月11日(月)
・9月12日(火)
・9月13日(水)
・9月14日(木)
今週の月曜日は、久しぶりにボラティリティが大きいドル円でしたね。
最近のドル円はもみ合い基準値が3pips程度のことが多いのですが
これが5pipsを超えてきました。
シンプルエントリーを使い慣れてくると
その通貨ペアのもみ合い基準値の大きさで
ボラティリティの感覚をつかめるようになります。
これをフィルターに使用することも可能かな、
と考えて検証用EAにはもみ合い基準値フィルターの仕様を追加しました。
例えば、「もみ合い基準値が5pips以上だったらエントリーする」といったフィルターですね。
これで検証していけば、通貨ペアごとの特性を把握できると考えています。
サポートも落ち着いてきたので、
来週からは本格的に検証用EAの作成に入ります。
シンプルロジックFX 今週の進捗と今後の予定
昨夜、購入者の方にはユーザーメルマガでお伝えしました。
シンプルリミットのv1.29をメンバーサイトにアップロードしています。
まだの方はダウンロードして差し替えをお願い致します。
今週の進捗と今後の予定はこのようになっています。
考慮漏れがあった最新転換ラインへのSL移動の修正、
それから、ご要望をいただいていた新機能(指定時刻決済・予約注文スプレッドフィルター)を2つ追加しました。
今後も何かご要望がありましたらお聞かせください。
お応えできるかどうかは判断させていただきますが、
より良いものにしていきたいと考えています。
対応はGOLD・指数用のシンプルエントリーとシンプルリミットを
作り終えてからとなります。
まずは検証用EAを作ってロジック全体を見直していきます。
引き続き、使っていて何か気になることがありましたら
是非、教えてください。
私も気がついていないバグが潜んでいる可能性もありますので
よろしくお願いいたします。
レンジロジックについては、ゆっくり考えていきます。
応用ルールを使えばレンジの対応も可能かもしれない、
といった発想もあるので、試行錯誤してみますね。
ルール作りの一歩目はやりたいことを明確にすること
動画では「最新転換ラインへのSL移動」ロジックを題材に
システムを作る時の要件定義についてお話しをしました。
要件定義という言葉だけを見ると、
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、
ルールを作る時は、自分が何をやりたいかを明確にすることが大切、
ということです。
「最新転換ラインへのSL移動」機能は、
地味ではありますが、
利益を確保するためにとても大切な機能です。
そのため、想定されるチャートの動きをいくつかに分類して、
その都度、どのようにSLを移動したら良いのかを
シンプルリミットが指示を出しています。
その分類を、下記のような言葉でプログラマーさんに
お伝えしていました。
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最新転換ラインにSL移動(ロジック⑤を除く):最新転換ラインにSL移動の使用設定
SL移動の内部ロジックは下記のように組んでいます。
*SL建値移動シフト決済1がtrueで、かつ、SL建値移動シフト決済発動前
決済ロジック①②③④⑤
レンジタイムによるSL移動を除いて不利な方へはSLを移動しない
これ以外は、すべて新しいブレイクラインにSLを移動する
*SL建値移動シフト決済1がtrueで、かつ、SL建値移動シフト決済発動後
・決済ロジック①②③
新しいブレイクラインにSLを移動する、ただし、不利な方へはSLを移動しない
・決済ロジック④
新しいブレイクラインにSLを移動する、ただし、不利な方へはSLを移動しない
トレイリングストップ発動時はトレイリングストップを優先する
・決済ロジック⑤
新しいブレイクラインにSLは移動しない
*SL建値移動シフト決済1がfalseの場合
・決済ロジック①②③④
レンジタイムでなおかつ、含み損益がマイナスの場合」を除いて、不利な方へはSLを移動しない これ以外はすべて新しいブレイクラインにSLを移動する
・決済ロジック⑤
新しいブレイクラインにSLは移動しない、ただし、含み損益がマイナスの場合はSLを新しいブレイクラインに移動する
含み損益がマイナスの時のSL移動はレンジタイムを除いて不利な方へは移動しない
少し分かりづらいかもしれませんが、まとめると下記のようになります。
・SLは不利な方向へは基本的に移動しない。
ただ、レンジタイムになって実体起点からヒゲ先起点に転換ラインが変わったときには、不利な方向へも移動する(損切りになりづらくするため)
・SL建値移動シフト決済1が成立する前はすべての決済ロジックで同じ動きをする
・決済ロジック④のトレイルが作動後はトレイル優先 ・決済ロジック⑤はSL建値移動シフト決済1作動後は、新しい転換ラインへのSL移動は行わない(多少の戻りでは決済しないで利益を伸ばすため)
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この文章を読んだだけでは、
イメージをつかむことは難しいですよね。
すると、プログラマーさんが、
下記のような表を送ってくださいました。
私の文章を表にまとめているので
とてもわかりやすいです。
私も頭の中であれこれ考えていたので、
これを見てスッキリしました。
黄色背景の部分が、この認識であっているかどうか
微妙に感じるので確認して欲しい、とのことでした。
このように、認識のすり合わせは
ツールを作る上でとても大切です。
黄色の下の部分は違っていたので修正を
していただきました。
最終的には下記のようになりました。
こうして見ると、全部で 7 パターンあって、
それが5つのロジック分なので
35パターンあることがわかります。
表にすると、
それぞれどのようにSLを移動するのか
すぐにわかります。
このように、自分のルールを整理できないで
頭の中がクリアにならない時は
一度、表を作ってみましょう。
そうすれば、自分がやりたいことを
パターン分けして整理できます。
トレード前に、自分の行動を明確に定義する。
これは、トレーダーにとって大前提。
これ無くしてトレードを始めることができません。
迷いの無いトレイードを常に遂行するため
明確なマイルールを作っていきましょう。