こんにちは。
Do.です。
今日のトピックは3つです。
・FT5のカギ足ロジック検証 10097回
・FX自然道シリーズ 1冊目出版
・検証用EAの見極め方
トピック数はいつもと同じですが
盛りだくさんの内容でお届けいたします。
カギ足ロジック とうとう1万回の検証達成！
昨年の12月からFT5で検証を続けてきたカギ足ロジック。
最初は1ヶ月間で終える予定でしたが
「できる限りロジックの穴をなくしたい」と思って取り組んでいたところ、
ついに10000回を超えました。
1度に4ポジション同時エントリーなので、正確に言うと2500回ということですが
その数でも検証数としては十分です。
そのロジックの優位性を検証するためには、
数は圧倒的に大事です。
その圧倒的な数のトレードの中での最大ドローダウンと
リライアビリティファクター（リカバリーファクター）の数値。
これらについて、とても優秀な結果を叩き出しています。
（リライアビリティファクター（リカバリーファクター）についてはこちらの記事参照）
私がこれまで作ってきたロジックの中で、
こんなに良い数値は見た事ありません。
もちろん、たまたまこの期間の相場がカギ足ロジックに合っていただけ、
ということは忘れてはいけません。
永遠に良い成績を出し続けるロジックは存在しないと考えていますので。
それでは、今週分の成績を追加したデータです。
（先週の木曜日から今週木曜日までの6日間のデータを追加しました）
・6月8日（木）
・6月9日（金）
・6月12日（月）
・6月13日（火）
・6月14日（水）
・6月15日（木）
シンプルリミット正規版も、あと一息です。
昨日、最後の難関を1つクリアできました。
決済ロジック④はVQをベースにしているのですが
参考にしていたVQにバグがあることがわかって
ゼロから作り直していました。
MT4版のプロトは仕上がったので、
あとはMT5版の作成です。
9月から開発をはじめたので
10ヶ月かかかっていますが、当面のゴールは見えてきました。
【本】FX自然道シリーズ 1冊目 昨日、出版
今年はじめから書いていた本。
1冊目をやっと出版できました。
FX自然道シリーズ vol1.
『メンタル不要でなぜ勝てるのか』
早速、レビューを書いてくださった方もいて
とてもありがたいです。
ペーパーバック（紙の本）の方がいいな、
と思われる方は7月まで待っていてくださいね。
2冊目は半自動売買EAの制作について
かなり踏み込んだ内容にしますので
楽しみにしていてください。
（2冊目の電子書籍は7月中に出版予定）
検証用のEAの結果の考察をトレンドゲートEAを使って考えてみる
自分でロジックを作るときには、検証用EAを作ってみましょう、
というお話を以前からしてきました。
これは、1冊目の本の内容のメインテーマでもあります。
この検証用EA、最初に動かしたときに私が見るのは
その結果の損益グラフの形状です。
もし、そのグラフが一方的に右肩下がりだったら
何か根本的なズレがあります。
設定ミスなのか、ロジックの仕様のミスなのか、
それともロジック検証時に気がつかなかった暗黙知があるのか。
これらのことを確認した上で次の段階に進みます。
もしグラフが上下にジグザグで
ほぼ損益プラスマイナスゼロ近辺を動いていたら
このロジックは脈アリ、と判断します。
その場合は、チャートに描かれた取引の履歴を確認して
どのような点を精査していけば良いのかを
じっくりと確認します。
どんなフィルターが有効なのか。
どんな決済ロジックが有効なのか。
具体的な対応が見つかったら
仕様として追加したり、
半自動売買でのエントリータイミングを精査するための
ルール作りに役立てます。
最初の段階で、
グラフが右肩上がりになることは、
まずありません。
ジグザグであれば十分だと思って、
検証用EAを作っていきましょう。
ちなみに、今週のトレンドゲートEA2の結果はこうなりました。
トレンドが出やすい8つの通貨ペアを使って
ThreeTraderのデモ口座で検証した結果です。
このような損益グラフであれば
使えそうなロジックだな、という判断ができます。
（かなり優秀な結果です）
15日のドル円上昇局面では120pipsほどとれています。
左上にはシンプルリミットの成績表示機能のみを使って
トレンドゲートEAの成績を表示。
「損益(pips)計」と書いている列は8通貨ペア合計の数値です。
ちょっと小さくて見づらいので拡大画像を載せておきますね。
今月の損益(金額)計の数値が大きいのは、
ThreeTraderのデモ口座では管理画面から資金を追加できることがわかったので
実験でやってみた結果です。
今週は、たまたま強いトレンドが出たので
このような成績になっています。
このEAも2冊目のサンプルEAとしてプレゼントします。
ご自身のロジック作りの参考にしてくださいね。
