エントリーの数は多いほうがいいの?
答えは、「わからない」です。
そのトレードの目的によって変わります。
HLトレードのように、4時間足メインで勝率7割超えを目指す
単利でのトレードであれば
エントリー数を厳選するので、少ないほうがいいと言えます。
ただ、システムスキャルのように
小さなpips数を取ることを複利で繰り返すのなら
多いほうがいいです。
ロット数が小さくて、一つ一つのトレードでの利幅が小さくても
回数と複利の力を使うと、
資金の増え方は圧倒的です。
私の中では、単利のHLトレードと複利のシステムスキャルが
最強の取り合わせだと感じているので、
これだけ時間をかけて取り組み続けています。
数pipsだけを取っていくのならチャンスはたくさんある
「数pips」の動きだけの優位性を求めるのなら
エントリーチャンスはたくさんあります。
もちろん、条件には勝率も関係してきますが
当初から勝率50%前後でOKという、ゆるい条件です。
この条件でサインを検討した結果、
システムスキャルでは9種類のサインを使うことになりました。
(今後の検証で減らしていく可能性はあります)
※ 開発のために一覧表にしているのでサインのコードNoや色なども掲載しています。
この9種類のサインがどのような場面で出ることが多いか
チャートを見てみましょう。
これは昨日(2021.11.12)のドル円5分足のチャートです。
このタイミングで該当するサインが出た、という結果ではなく
このようなチャートの形状の時に、
こんなサインが出ることが多いですよ、
という概要です。
チャートは、レンジとトレンドに分かれますが、
更に細かく見ていくと、
色々な場面に細分化することができます。
・小さなレンジのブレイク
・トレンドの前半での押し目
・トレンド終了時のレンジに入る所
・トレンドのトップで形成されるダブルトップやトリプルトップ
・大きなボリュームのポジションが入った節目
このようなタイミングで、ストップを小さく置けるポイントでのエントリーが
システムスキャルの共通ロジックです。
6.~9.のサインは、優位性を確認できるレベルまで検証ができたので
今日、プログラマーさんに追加発注する予定です。
システムスキャルは、
インジケーターと半自動売買EAのセットで使用します。
インジケーターはサインを出す役割。
半自動売買EAはエントリーボタンを手動で押せば
決済を自動でしてくれます。
インジケーターのサインにはさまざまなフィルターを入れていますが
最終的には、人が上位足を見て判断することも可能、
というところがこのシステムの気に入っているところです。
様々なアレンジが効くので、
この使い方になりましたが、
検証のためにサインでエントリーするEAも
並行して作ってテストを行っています。
現在搭載している1.~5.までのサインで11月3日から稼働させた成績です。
動作確認のテストがメインなので、
いろいろなパターンを試していますが
想像していた動きにはなっています。
今後、バックテストやデモ口座でのテストで
勝率のいい設定を見極めていきます。