【 FX ブレイク 】昨夜のドル円、ブレイク(トレンド)時の再エントリー:2017.07.22
おはようございます。
Do. です。
今日はメンバーさん向けの動画になってしまって申し訳ありませんが、
昨日のドル円の 1 日の取引についてお話しました。
こんな感じです。
レンジ戦略、トレンド戦略、ともにとても良い例になるかな、
と思ったので 1 日の流れを説明しました。
前半はレンジ、そして後半はトレンドという 1 日でしたね。
まず、前半のレンジ戦略で気をつけること。
それは、無理をしてたくさんのポジションを持たない、ということです。
レンジが続くと、ひたすら連勝してしまうので、
どうしてもその印象が強い場合、ポジションをたくさん持ちすぎてしまうんですね。
これは、とても危険です。
レンジ戦略ではストップはブレイクアウトラインの外になるので、
リミットの 4~5 倍にになります。
損益比率だけを見ると圧倒的に悪いんですね。
だからこそ、勝率が高いところで慎重にエントリーする必要があります。
もちろん、レンジ戦略だけで成立しているロジックではなくて、
あくまでも損益比率が圧倒的に良い、トレンド戦略とのセットなので成立している、
ということも大前提ではあります。
レンジ戦略でたくさんのポジションをエントリーすると、
すべてロスカットになった時に、
どれくらいの損失になるか、しっかりとデモ口座で検証してくださいね。
いつもお伝えしているように、
トレーニングでは、徹底的に、負けることを経験してください。
そうすることで、その怖さ、無謀さを実感できます。
昨日の相場に話を戻しますね。
昨日のレンジ戦略の 3 つの勝利(上の画像では下の3勝です)は、
最初から指値でエントリーしていたのは 1 ポジションだけです。
後の 2 勝はブレイクアウトラインを超えたことを確認して、
逆指値でセットしています。
ブレイクアウトラインを超える前に、最初から指値セットをしていたとしても
結果的には同じです。
ただ、リスクを軽減する、という意味では大きな違いがあります。
最初から 2 つのポジションをセットしておくと、
一気にブレイクした場合は、両方のポジションがロスカットになってしまいます。
そうではなくて、最初は 1 ポジションのみでのショートの指値のセット。
そして、
レートが伸びないで、落ちてきたことを確認してから
もう 1 つのポジションをショートの逆指値でセットることで、
リスクを抑えて、より、優位性のあるタイミングでエントリーができる、ということになります。
このように、リスクに対しては細心の注意を払う必要があります。
トレンド戦略についても、リスク管理という面では同じです。
ブレイクアウトラインを超えて、ラインスイッチ(BreakEAの場合:手動の場合は逆指値セット)が入れば
条件が合っていればエントリーをしていきますが、
建値決済を使ってリスクを軽減しています。
V_system ルールブックの応用ルール 5 になります。
BreakEA を使っている方は、建値決済のパラメーターを
7 月 8 日のバージョンアップで追加しているので
是非、有効に活用してください。
ローソク足の実体がミドルを超えて確定したら、
そのトレンドは終了になります。
ただ、逆の 1 σ を、ローソク足の終値が超えてトレンドの完全終了なので
それまでは、トレンドの再開にも備える必要があります。
建値決済を使って、できるだけ損失を抑えながら
次の条件合致を待つ、ということです。
一度、トレンドが出た後の再エントリーについては、
V_system ルールブックの、応用ルール 7 を使ってください。
BreakEA の場合は、エグジット後も、
自動売買スイッチを切らないで、そのままにしておけば
条件合致で再エントリーしてくれます。
ただ、応用ルール 7 のように高値、安値を超える前にエントリーすることもあるので、
そこは、少しルールブックと変わりますのでご了承ください。
それから、BreakEA の 5MA エグジットの場合は、
一度、エグジットすると、MTFVQ が逆方向の色 3 つそろわないと
再エントリーできないようにしています。
5MA エグジットの条件は、エントリー後早めに出てきます。
そのため、エグジット後、すぐにエントリーすると無駄なエントリーになる可能性が高いので
そのようなことがないように設定しています。
分割決済用に、5MA エグジットと MTFVQ エグジットの両方のポジションを同時に持つように設定していた場合、
昨夜のような相場での再エントリーは、MTFVQ エグジットのみになります。
動画でも一通り説明しましたので、
何度も繰り返しご覧になって、理解を深めてくださいね。