【 FX 】A-book、B-book はブローカーのビジネスモデルの違い:2018.06.08 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
ドル円下げてきましたね。
昨夜のニューヨークはまちまちの状況でした。
ダウは +0.38% で終えていますが、
ナスダックは -0.7% の下落。
ポイントはこれだと思っているのですが、
米10年債利回りが-1.41% と大きく下落。
市場はリスク志向で VIX 指数も高く
円高方向への動きとなっています。
昨日の日中は、午前中に一段階、レンジ帯が下へ落ちましたが、
4 時間足ミドルラインと日足ミドルラインが重なった
強いチャートポイントにサポートされて日付が変わる頃までは推移していました。
その後、急落で今は短いトレンドが終了してレンジに入っています。
来週にかけて、日足のヘッド・アンド・ショルダーが
きれいな形になるかどうか。
週末の G7 の影響も含めて見ていきましょう。
今日のワンポイントレッスンでは、昨日、ちょっとだけ書いた
業者(ブローカー)の利益について。
FX の取引システムを提供している証券会社は
ビジネスを行うために存在しています。
つまり、利益を上げることが目的で存在している会社になります。
その利益をどこで得ているか、ということで
2 つのビジネスモデルが存在します。
それが、A-book と B-book になります。
A-book というのは、私たち顧客の注文を
そのまま為替市場( インターバンク )に流して
その手数料を収益源としています。
一方、B-book は顧客の注文を自分の会社で処理して
インターバンクには流しません。
顧客が負ければそのまま業者の利益になります。
B-book の業者と言われている場合も
A-book と B-book が混在していて
状況によって使い分けている、とも言われています。
どちらが良い悪い、というものではなく、
ビジネスモデルの違い、ということです。
それをわかった上で、
どの会社を選んでいくか。
それを考えればいいだけですが
大切な資金を預ける会社ですから、
どのような仕組みになっているのか、ということくらいは
知っておく必要があるかな、と思っています。