FX:無担保借金が瞬時にできるレバレッジの功罪

こんにちは。

Do.です。

 

今日のテーマとトピックです。

 

テーマ:無担保借金が瞬時にできるレバレッジの功罪

・カギ足ロジック FT5検証結果

・リスクを限定することを本気で考えよう
 ストップ(SL)、オープンポジションの時間、ゼロカット 

・シンプルロジックFXの進捗
 オートクリック 年末に正式公開予定(メルマガ・ブログ読者限定)
  オブジェクトサイン追加
 シンプルリミット・シンプルエントリー・シンプルタイム改修中
 LC_EAでシステムBの検証
 Time_1 完成後の調整中
 Pullback_2 12月完成予定
 シンプルリミット無料体験版 公開中

 

ドル円 カギ足ロジック 今週のFT5検証結果

 

今週もプラスで終えています。

 

 

11月21日(木)

 

11月22日(金)

 

11月25日(月)

 

11月26日(火)

 

11月27日(水)

 

11月28日(木)

 

先週は11月21日の木曜日分のデータがなくて4日分だったので

その分、今週は多くなって6日分になっています。

 

レバレッジとは無担保借金とほぼイコール

 

「レバレッジが大きい海外業者は危険」という声があります。

先週、ZOOMでお話をしていたユーザーさんが

「ICMarketsの1000倍のレバレッジって怖いですよね」

とおっしゃっていたので、ロットの大きさ次第ですよね、

とお話をしました。

 

最大レバレッジが1000倍ということは

10万円を口座に入金すれば

最大で、10万円の1000倍の1億円の取引ができる、

ということになります。

 

証拠金維持率等、いろいろな条件がありますので

実質最大レバレッジでの運用は不可能に近いのですが

実質レバレッジ100倍であったとしても

10万円で1000万円の取引ができることになります。

 

口座に10万円入金したと同時に

990万円を無担保で借金できるようなもの。

 

これを「ありがたい」と捉えるか

「怖い」と捉えるかはあなた次第です。

 

私は基本的にレバレッジが高いほうがリスクが小さい、

と考えているので「ありがたい」と感じています。

 

追証さえなければ

10万円という小さなリスクで1000万円の取引が

それも、無担保でできてしまうなんて

こんなありがたい話はありません。

 

事業をやっていらっしゃる経営者の方であれば

無担保で借金が瞬時にできてしまう事実に驚嘆するでしょう。

 

 

ハイレバレッジの優位性はリスクの限定という裏付けが必須

 

では、ハイレバレッジの優位性を継続させるために何が必要?

 

答えは「リスクを限定すること」

 

そのためには次の3つが重要です。

 

①ストップ(SL)

②オープンポジションの時間

③ゼロカット

 

これらを1つづつ見ていきましょう。

①ストップ(SL)

ポジションを持ったら必ずストップ(SL)を入れる。

これまで何度も何度もお伝えしてきました。

「ストップを入れていないオープンポジションなんてありえない」

このことを徹底的に自分の中に落とし込んでください。

 

②オープンポジションの時間

ポジションを取ることによって

あなたの資金はリスクのある市場に投じられます。

決済して市場からあなたの資金を引き上げるまでの時間が

ながければ長いほど、

あなたの資金はリスクに晒されます。

そのため、オープンポジションの時間は

短いほどリスクは限定されます。

 

ライフスタイルや好みの問題もありますので

人それぞれですが、

私の中では基本はデイトレ(たまに翌日に持ち越し)が限界です。

 

特に国内証券会社の場合は

ゼロカットシステムを採用していないので

追証が発生するリスクがあります。

 

ストップを入れているから大丈夫、

と思われるかもしれませんが

いくらストップを入れていても約定しないこともあるのです。

 

米雇用統計やCPIのときの瞬時の動きで

ストップのレートが大きく滑る経験をした人も多いでしょう。

口座残高の範囲内で滑るだけなら良いのですが、

想像していないような位置までレートが飛んだ時には

口座残高がマイナスになることがあるのです。

 

私は商品先物と日経225で追証を経験しているので

この恐怖は身を持って体験済みです。

 

FXでもフラッシュクラッシュが起きてしまうと

国内証券会社の場合は追証が発生します。

 

例えば、2015年1月15日のスイスフランショックや

2019年1月3日のドル円フラッシュクラッシュ。

この時のロスカット等未収金は、

スイスフランショックで33億8800万円、

ドル円フラッシュクラッシュで9億4300万円。

 

この数字は金融先物取引業協会が発表したデータです。

(参考:ザイFX ■金先協会、フラッシュクラッシュ発生日の未収金を早期発表)

 

スイスフランショックのときには

アルパリUKが破綻しています。

FX業者が破綻することすらあるのです。

こちらの記事を是非読んでみてください。

・ザイFX:プライスが消えた…。現役インターバンクディーラーが語ったスイスショックの瞬間

・ザイFX:スイスショックでアルパリUKが破綻! スイスフラン大暴騰で損失をカバーできず

 

FXには、これだけのリスクがあるということを

わかった上で、様々なリスク管理を行う必要があります。

 

③ゼロカット

海外業者の場合は、ほとんどがゼロカットシステムを採用しています。

これがあると、先程お伝えした追証を支払う必要がありません。

フラッシュクラッシュのような値動きで

ストップがすべったとしても、追証を支払う必要はないのです。

(口座残高が0になることはあります)

 

海外業者の出金リスクを考慮した上で

安全な業者を選ぶことは大前提ですが

ゼロカットシステムはとてもありがたいシステムなのです。

 

これらを徹底的に考慮して

資金管理を行えば

ハイレバレッジの恩恵をありがたく受け入れていけば良いと考えています。

 

資金管理、そして業者選びは

FXトレードのスタート地点に立つための

最低限の準備です。

 

しっかりと取り組んでいきましょう。

 

 

オートクリック、オブジェクトサインに対応

 

先日、オートクリックモニター版購入者にはお伝えしましたが

ユーザーさんのご要望がありましたので

オブジェクトサインにも対応しました。

 

インジケーターの中でもオブジェクトサインは少ないので

未対応でしたが、これでほぼすべてのインジケーターのサインに

対応してクリック動作が可能になりました。

 

もう少し様子を見てから

MT5版を作っていきますね。

年末か年明けにはユーザーさんに無料提供予定です。

 

オートクリックはシンプルリミットの一括予約注文ボタンをクリックすることで

カギ足ロジックの再エントリー以外のエントリーを

自動で行うことが可能です。

 

再エントリーができないので

利益の機会を大きく逃すことになるのですが

直近3週間のドル円の結果では

1071回のトレードで、なんとかプラス圏になっています。

 

 

バージョンアップしたオートクリックを試しながらなので

ほぼ1日、取引できていなかったときもあるなど

かなりアバウトなテストです。

 

レンジタイムをエントリーしないように

オートクリックのMA乖離フィルター小はtrueにしてテストしています。

 

カギ足ロジックの優位性もありますが、

このように大きなマイナスになっていないのは

必ずストップを入れているから、とも言えますね。

 

オートクリックは年末に正式公開予定なので

日程が決まりましたらお知らせいたします。

 

 

シンプルリミットの期間限定無料体験版公開中

 

昨日からシンプルリミットを12月16日までの期間限定使用バージョンを

公開中です。

 

シンプルロジックFXに興味をお持ちの方は

メインのツール、シンプルリミットの有料版と全く同じものなので

是非、お試しください。

 

ZOOMでのご質問対応もいたしますので

遠慮なくお知らせください。

 

12月11日までダウンロードが可能です。
(使用は12月16日まで)

 

シンプルリミット使用期間限定無料体験版ダウンロードリンク

 

ワンクリックで10個同時の予約注文ができてしまう異次元の体験を是非。

 

それでは、素敵な週末を。

感謝

Do.