戻り売り、押し目買いロジックのEA化に着手
先週ご紹介した、HLトレード補助ツールとして開発しているEAのMT4版は完成しました。
ただ、MT5版作成に移行する前に
もう一つ、王道ロジックを追加できないかな、と思ってしまったんですね。
MT5版は、これ以上の機能追加はほぼ必要ないよね、
という段階になってから作ろうと思っていたので、
一旦、保留としました。
その状態になれば、あとはMT5版だけのバージョンアップで良くなるかなあ、
と思っています。
追加したい王道ロジックは、「押し目買い、戻り売り」です。
「昨日はじめてFXのことを知りました」
という人は別にして、
ほとんどの方は聞いたことがあるロジックですよね。
チャートではこのような場面です。
上昇トレンドが出ている時に、少し下がったタイミングでロングエントリー。
下降トレンドが出ている時に、少し上に戻したタイミングでショートエントリー。
ポイントはエントリーするタイミングです。
早すぎるとダマシにあって損切りになることが多くなります。
また、遅すぎると利幅が小さくなります。
このさじ加減はとても重要です。
そして、もう一つのポイントは
毎度毎度の環境認識です。
1時間足でエントリーするのなら、
上位足の4時間足、日足はどのような状況なのか。
これを確認する必要があります。
様々な内容を吟味する必要がありますが、
上位足の方向に合わせることで勝率は上がります。
さらに付け加えるとしたら、
ミドルライン( 20SMA )との関係や
水平線との関係。
ここまで見えてきたら、あとはストップとリミットをどのように設定するか。
そして、フィルターは何を使えば有効か。
これでEAの仕様書は完成です。
実際の仕様書(テキストファイル)がこれです。
塗りつぶしばかりでごめんなさい^ ^
すでに決済機能に、時間経過決済は搭載しているので、
バイナリーロジックとして使えるかどうかも検証しようと思っています。
攻略が難しい国内証券会社のラダー取引に有効であれば面白いなあ、
と思っています。
「 押し目買い、戻り売り 」ロジックにも
水平線との関係や上位足の環境認識など
どうしても裁量判断が必要な部分はあります。
ただ、EA化できるところは、
できる限りやっていきたいと思っています。
最初はロジックの検証ツールという意味合いが強いので
様々なフィルター機能を考えています。
EAを作ってみてバックテストで検証を繰り返し
ロジックの完成度を上げていきます。