シンプルエントリーにプルバックロジック追加

おはようございます。

Do. です。

 

今日はモニター用シンプルリミットのテスト結果と

今月末のシンプルロジックモニター販売についてお伝えします。

 

今週、ドル円下落相場で54万円の含み益

 

新V_Systemのロジックをテストするために、

シンプルリミット(決済専用EA)の時間エントリーでデモ口座でのテストを行いました。

(シンプルリミットは決済専用EAなので、本来エントリーはできませんが検証用のため時間エントリーのみできるように作っています)

土曜日朝の週末のポジション状況がこちらです。

 

先週お伝えした今年の1月から11月までのバックテストで

最も成績が良かった設定を使用しています。

全くフィルターを入れないで、メインインジであるMTFVQのみを使用。

ストップは100pips、最大保有ポジション数は25。

エントリー間隔は1時間ごとでフルタイム稼働です。

 

MTFVQの条件が揃ったときにエントリーするので

25ポジ持っていますが、25時間連続で持ったわけではありません。

(今日の動画ではこの部分を言い間違っています)

また、この検証用EAの時間エントリー機能は

テストを効率的に行うためと、

私の個人的な興味のために追加したものです。

基本的に、このようなトレードを行うためのEAではありません。

 

今週は大きな下落トレンドが出ているので、良い成績になっています。

(トレンドを逃さない、ということを旧V_Systemをお持ちの方はご存知のとおりです)

先週お伝えした今年のバックテスト結果が下記になりますが、

今年のように強いトレンドが出る相場では良い結果になります。

 

 

V_Systemをシンプルリミットに取り入れてからは

V_Systemロジックの検証をメインに行ってきました。

ただ、シンプルリミット本来の機能は

IFO注文と成行注文の分割決済(同時最大4ポジション)を自動で行うことです。

シンプルエントリーのカギ足ロジックの転換ラインやプルバックサインを確認して

注文を出して決済をおまかせするためのEAになります。

 

モニター販売内容の詳細

 

今回のモニター販売の内容は下記になります。

 

※ 先週アップした画像には、シンプルエントリーの説明に「購入者には、シンプルリミット正規版を無料プレゼント」と記載していましたが、「購入者には、シンプルエントリー正規版を無料プレゼント」の間違いでした。

 

今回、複数のツールがあるのでその特徴を簡単に整理するとこのようになります。

 

* 新V_System

・2016年12月に公開したDo. 初の教材をシンプルロジック用に進化させたもの
・5分足から4時間足まで使えるトレンドロジック
・メインインジケーター(MTFVQ)とフィルターを使ったシンプルなロジック
※ 現在サインは出ませんが年明けに制作を検討します

* シンプルエントリー

・環境認識を圧倒的にわかりやすくしたインジケーター
・トレンド順位、前日高値安値・ピボット表示
・カギ足ロジックの転換ライン表示
・プルバックサイン表示

* シンプルリミット(モニター専用のプロト:正規版は完成時に無料プレゼント)

・シンプルエントリーの転換ラインを見てIFO注文を入れる機能
・シンプルエントリーのプルバックサイン点灯時に成行エントリーを行う機能
・最大4つの同時複数ポジションエントリーによる分割決済機能
・時間エントリー機能(モニター専用のみ)

※ 新V_Systemは旧V_Systemをお持ちの方には無料でバージョンアップ予定
※ 新V_Systemとシンプルエントリーは単品での購入可能、シンプルリミットは新(旧)V_Systemとシンプルエントリーの両方をお持ちの方にのみ販売(ロジックが重なるため)

これらのツールは、トレードの経験値によって色々な使い方ができます。

下記の表は一例ではありますが、使い方をイメージできると思います。

 

プルバックロジックは昨夜できあがってきました。

まだまだ調整が必要ですが、シンプルエントリーの機能は全て揃いました。

来週中には調整が終わると思いますので今月後半の販売となります。

詳しい日程は来週のメルマガで発表いたします。

 

私の原点、V_Systemストーリー

 

今回、V_Systemをバージョンアップするにあたって

過去のいろいろなデータを確認していました。

その時に、当時のメルマガの一文を見つけました。

 

私のトレードの原点がここにあります。

少し長い文章になりますが、ご覧ください。

 

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V_system の原点回帰 ~ セントレアでの 1 日(2017年11月18日のメルマガ)

こんばんは。
Do. です。

夜分のメール失礼します。

新千歳空港から札幌ヘ向かうバスの中で
ノート PC のキーボードをたたいています。

20時50分、北海道到着。

バスが来るまでの 5 分間、
久しぶりの寒風に帰ってきたことを実感しました。

11 月 5 日に「 チチキトク 」の連絡を受けて
翌日の便で四国へ。

11 月 12 日の 10 時 39 分、永眠。

悲しみや寂しさといった感情は
全くありませんでした。

10 月末にも最後に自宅に帰ってきた父に
会うために 2 日間ほど帰郷していました。

その帰り際、満面の笑みを浮かべて
”ありがとう”と言っていたあの顔は
今まで見たことがないようなやわらかな笑顔でした。

「 100 歳まで生きて、畑でクワを持ってコロッと逝くから。
そしたら、めんどい爺が死んだと言って
手を叩いて酒盛りしてくれ。 」

何度もそんな話を母や妹にしていた、
と聞いて、確かにめんどい爺だったなあ
と思ったけれど、本当にそうだったのかな。

予定よりは 20 年近くも早い旅立ちではあったけれど、
あの、帰り際に見せた仏さんのような笑顔は
とても”めんどい爺”には見えませんでした。

これまでずっと、めんどい爺に見えていたのは、
もしかしたら、自分の心が曇っていただけなのかもしれない。

そんなことを感じた帰郷でした。

生まれた場所に戻っていく。

死は、それだけのことでしかないと感じています。

ありがとう。

それだけで良いよね。

そう感じていたからこそ
告別式の当日も、
いつも通りのブログの投稿と動画アップを続けました。

 

名古屋経由での北海道へのフライトでしたが
機材整備不良で、 1 日名古屋に足止めでした。

ありがたいことに、
ホテル代と食事代を航空会社が出してくれて
ゆっくりと仕事ができました。

中部国際空港セントレア。

実は、この地は私の人生の
リバース( 再生 )の地と言ってもいいかもしれない場所です。

V_system の原点である
VQ の可能性を教えていただいた
師匠のセミナーを受けたのが名古屋でした。

以前のメルマガでも書いたことがありますが、
当時の私は建設業をやっていて
大きな借金を抱え四苦八苦していました。

7 年前の 4 月に契約した 2 世帯住宅は、
これまで契約した中でも最高額の5,860万円。

木造建築への思い入れが強い施主が調べ尽くして
最終的に施工をお願いできるのは私しかいない、

そこまで言ってくれて、依頼をいただいた物件です。

なんとしても完成させなければなりませんでした。

ところが、それまでの 1 ~ 2 年、
受注のための価格競争で利益率は悪化する一方で
資金繰りが非常に厳しくなってきていました。

11 月の引き渡しまで残り 4 ヶ月となっていた 7 月、
すでにその間の運転資金が底をつくのは目に見えていました。

このような状況の中、金融機関からの借入れのアテはすでに無かったので、
資金を工面するあらゆる方法を考えました。

 

そして、藁をもすがる気持ちで
取り組んだのが投資でした。

結果は惨敗でした。

このように追いつめられた精神状態での投資が
上手くいくはずはありません。

直近の運転資金に使うために残していた虎の子の現金数百万円を
あっという間に失ってしまいました。

その後は、生命保険に頼るくらいしか思い浮かばないところまで
精神的に追いつめられていました。

私を信頼してくれている施主を裏切る訳にはいかない。

どんな手を使ってでも
私は資金を調達しなければなりませんでした。

 

このようなことを本気で考えていた時期に行ったのが
名古屋でのK氏の投資セミナーでした。

このセミナーに参加する前に
私は、ある行動を起こしました。

K氏は、数百億円を動かしているプロップファーム( 自己資金運用会社 )を
経営していました。

初めて会うことになるK氏に、事前に私の現状を伝え、
「 お金を貸してください 」と手紙を書いたのです。

今考えると、本当にあり得ない行動です(笑)

その手紙では、死ぬ、ということを考えていた、
ということも書き連ねました。

そうして迎えたセミナー当日、
4 時間のセミナーや懇親会はほとんど上の空でした。

深夜になって、急用ができて、
K氏は宿泊予定だった旅館を出発することになりました。

その時、数分間、ロビーでお話するチャンスを得られたのです。

私は勇気を出して手紙に書いたことをもう一度お話して、

「500 万円貸してください」

とお願いしました。

その時にK氏に言われた言葉がこれでした。

 

「 あなたの命はそんなに安いんですか? 」

「 1 億 2 億貸してくれ、という人もたくさんいます。
でもね、申し訳ないけど貸せないんですよ。
だって、貸すことは出来ても請求できないじゃないですか。」

と、淡々とおっしゃったのです。

そして、K氏はこう続けました。

「 何事も考え方次第でどうにでもなりますよ。 」

と言った後、具体的な、今の私の対応の方法をアドバイスしてくださいました。

「 私がもし、500 万円お貸ししたとして、今のあなたの問題は解決しますか?
ただ、目の前の問題から逃げているだけじゃないですか?

もしそうなら、結果は、また同じことの繰り返しです。

まず、関係しているみんなに、自分一人の力ではどうにもならなくなった、
と事実を話して協力してもらって、今の現場を完成させる。

次の事を考えるのはその後じゃないですか? 」

そして、最後に彼はこう言ったのです。

「投資でいくらでも取り返せますよ。

ピンでできるから投資は良いですよ。」

K氏のアドバイスのおかげで、私は目が覚めました。

この期に及んで、
まだ、見栄やプライドを気にしていた自分に気がついたのです。

当時の私は、お金を借りることを繰り返し、
なんとかその場を取り繕っていただけでした。

お世話になっている身近な人にこそ、
嘘偽りのない事実を話して自分の力不足を心からあやまる。

それを乗り越えないと、私の人生は一生変わらない。

K氏のおかげで、やっと気がついたのです。

まず、自分が変わらないと何も始まらない、と。

 

眠れない夜を過ごした後、
朝、6 時には旅館を出て空港に向かいました。

1 分でも早く行動しないではいられませんでした。

空港に着いた後、この仕事を紹介いただいた
設計事務所に連絡をしました。

「 今日の午後、お話があるのでお会いしたい 」と。

その電話をしたのが
中部国際空港セントレアの 4F へのエスカレーターを上ったところ。

7 年前のその状況をはっきりと覚えています。

 

それからは、仕事に関係しているあらゆる人に連絡を取りました。

11月の完成時には、まとまった資金が入ります。

それまで支払いを待ってほしいと、取引業者さん
現場の職人さんに事実を伝えました。

もちろん、施主にも事実を伝えて、
なんとしても完成させるから、私を信じて11月を待ってほしい、とお話しました。

どんな手を使ってでも、
私を信頼してくれた人たちを裏切る訳にはいかない。

そんな私の必死の思いを察して、アドバイスをしてくれたK氏。

そのおかげで、2 世帯住宅は予定通り 11 月には完成して、
無事引き渡すことが出来ました。

 

その後、建設業を廃業した私は
家族を養っていくためにネットビジネスを始めました。

このような状況でも私を見捨てず、
信頼してくれている妻を、なんとしても守っていかなければなりませんでした。

「 投資でいくらでも取り返せますよ 」

そう言ってくれたK氏の言葉を思い出して
投資の勉強も、ひたすら続けました。

 

今回、父のことで一緒に帰郷した妻は
共にこの 12 日間、出来る限りのことをしてくれました。

そんな妻との名古屋での 1 日。

ここから、また新たな旅が始まる。

そう感じています。

 

感謝

Do. 

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