戻り売り、押し目買いロジックのEA化に着手
先週ご紹介した、HLトレード補助ツールとして開発しているEAのMT4版は完成しました。
ただ、MT5版作成に移行する前に
もう一つ、王道ロジックを追加できないかな、と思ってしまったんですね。
MT5版は、これ以上の機能追加はほぼ必要ないよね、
という段階になってから作ろうと思っていたので、
一旦、保留としました。
その状態になれば、あとはMT5版だけのバージョンアップで良くなるかなあ、
と思っています。
追加したい王道ロジックは、「押し目買い、戻り売り」です。
「昨日はじめてFXのことを知りました」
という人は別にして、
ほとんどの方は聞いたことがあるロジックですよね。
チャートではこのような場面です。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/a4e85260d56a4ad3c3d965c1ef0574dd-1024x461.jpg)
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/77d62969f1da5e2bc5fde9719f8292b1-1024x461.jpg)
上昇トレンドが出ている時に、少し下がったタイミングでロングエントリー。
下降トレンドが出ている時に、少し上に戻したタイミングでショートエントリー。
ポイントはエントリーするタイミングです。
早すぎるとダマシにあって損切りになることが多くなります。
また、遅すぎると利幅が小さくなります。
このさじ加減はとても重要です。
そして、もう一つのポイントは
毎度毎度の環境認識です。
1時間足でエントリーするのなら、
上位足の4時間足、日足はどのような状況なのか。
これを確認する必要があります。
様々な内容を吟味する必要がありますが、
上位足の方向に合わせることで勝率は上がります。
さらに付け加えるとしたら、
ミドルライン( 20SMA )との関係や
水平線との関係。
ここまで見えてきたら、あとはストップとリミットをどのように設定するか。
そして、フィルターは何を使えば有効か。
これでEAの仕様書は完成です。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/4176e09eb1065eae41237892c5ede072-625x1024.jpg)
実際の仕様書(テキストファイル)がこれです。
塗りつぶしばかりでごめんなさい^ ^
すでに決済機能に、時間経過決済は搭載しているので、
バイナリーロジックとして使えるかどうかも検証しようと思っています。
攻略が難しい国内証券会社のラダー取引に有効であれば面白いなあ、
と思っています。
「 押し目買い、戻り売り 」ロジックにも
水平線との関係や上位足の環境認識など
どうしても裁量判断が必要な部分はあります。
ただ、EA化できるところは、
できる限りやっていきたいと思っています。
最初はロジックの検証ツールという意味合いが強いので
様々なフィルター機能を考えています。
EAを作ってみてバックテストで検証を繰り返し
ロジックの完成度を上げていきます。