第 3 回:【 楽して稼げる 】のウラ側にある資本主義の本質
こんにちは。
Do. です。
**********************************************
【 投資の本質は自然科学で証明できる 】
**********************************************
本日は、8 回シリーズの第 3 回になります。
私は、毎日ブログに文章を書き、
10 分前後の動画をアップしています。
今では、
歯を磨くのと同じように
習慣になっているので
苦痛ではありません。
読者やメンバーの方からいただく
いろいろなご感想は
私の大きなエネルギー源になっています。
習慣になってしまったとはいえ、
なぜこのような労力を
かけ続けているのか。
その意味を教えてほしい、
といったご質問をいただくこともあります^ ^
理由は 2 つあります。
ひとつは、私、「 Do. 」とは何者なのか、
ということを伝えること。
もうひとつは、メンバーさんに
トレーニングを続けるための環境を
提供し続けること。
環境や習慣は非常に重要なファクターなので
また、別の機会にお話します。
今日、お伝えしたいのは、
【 私、「 Do. 」とは何者なのか 】
ということを伝え続けなければならない理由です。
その理由を読み解くことで、今日のタイトル、
【 楽して稼げる 】のウラ側にある資本主義の本質
が見えてきます。
前回の通信で、
「 評判が良いという商材を購入しても
評判通りの結果が出ない 」のは、
プロスペクト理論の壁を超えられないから。
とお伝えしました。
それは事実ですが、
実はもう一つ大きな罠があります。
商材のロジックだけを習ったとしても、
それは上辺のほんの少しを味見した程度
でしかない、ということです。
ロジックをわかった気になったとしても、
その通りに実践することは難しい。
それは、ロジックの背景である
作者の全体像が見えていないから。
作者が、どのような目的を持って
そのロジック開発に取りかかったのか。
どのような過程を経て完成したのか。
作者が物事を観察する視点の
重要なポイントはどこなのか。
作者が繰り返し実践し続けたこと、
その中で上手く行かなかったこと
は何だったのか。
何を根拠に改善を続けたのか。
作者が、どこで生まれ、
何を感じ、
どう行動して
どこを目指しているのか。
これらのことが見えてきて初めて
そのロジックの全体像を理解できる、
と私は考えています。
そこまでたどりつけば
後は自分流のアレンジを加えていっても
本質からずれることはありません。
作者としても、商材にまとめただけでは
そこまでの背景を全部入れることは
不可能です。
そこで、
表面的なロジックだけでわかった気になって
あれこれ手を加えてしまうので
結果がついてこない、
という状況に陥ってしまいます。
商材探しの旅は
いつまでたっても終わらないのです。
そろそろ、
「 同質化 」と「 大衆 」という枠から
はみ出す勇気を持ってみませんか?
税理士でコンサルタントの岡本吏郎さんは
『 なぜ、あなたの会社は儲からないのか? 』
~合法的裏帳簿のススメ
の中で、こう書いています。
**************************************
資本主義の構造の一つは、
得やすいものの価値は
限りなくゼロになるということ。
そして、
得にくいものの価値は
限りなく高くなる、
ということです。
それと、
もう一つ特徴的なところとして、
我々の社会というのは
同質化という流れからは
逃げられないことです。
私たちは、
頭を使わないでいると、
みんなで同じ方向に向かっていくという
特徴を持っています。
こういった人間の特性については、
ル・ボンやタルドが
1800年代後半に研究しており、
彼らの成果などを利用して
今でも大衆操作が行われています。
**************************************
みんなが得やすい
【 楽して稼げる 】ものの価値は
基本的に下がっていく方向にしか進みません。
これが私たちが暮らしている
資本主義社会の本質です。
人間は自然の一部でしかありません。
長い長い遺伝子が受け継いできた
私たちの生命の本質には
無数の背景が刻み込まれています。
たった一つのロジックにも
作者の歴史が刻まれています。
その背景を丹念に感じ
追体験することで
ロジックの本質に迫っていく。
これをクリアすれば
自分流のアレンジは容易になります。
それは、商材探しの旅の終わりでもあり、
自分の旅のスタートでもあります。
今日の話はここまでとなります。
それでは、引き続き、
ちょっと変わった投資のお話、
あと 5 回ありますので
お楽しみに。
―――――――――――――――――――――――――――――――
→ 続き:第 4 回:レバレッジ 2000 倍と投資教育を国策に。
―――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――
投資トレーニング通信 バックナンバー 一覧:https://fxdo.co.jp/backnumber/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――