為替は金利と政治で動く(トランプ大統領とパウエルFRB議長・習近平主席の対立のウラには?):2018.11.29 今朝のライン
おはようございます。
Do. です。
昨夜の 2 時の急落はパウエル FRB 議長の
エコノミック・クラブ・オブ・ニューヨークでの講演によるものでした。
ブルームバーグによると、この講演でパウエル議長は
「 政策金利は中立とされるレンジを『 わずかに下回る 』水準にある 」
という見解を示しました。
この発言が、タカ派的だったパウエル議長がハト派傾向になったのではないか、
と市場は解釈して NY ダウが上昇してドルが売られました。
パウエル議長は 10 月 3 日には
「 われわれは中立を超えるかもしれない。しかし現時点では恐らく、
中立金利まで長い道のりがある 」
と話していました。
中立金利まで「 長い道のり 」という見解から
「 わずかに下回る 」という見解に変化したことで
12 月の利上げは予定通りだったとしても
来年予定している 3 回の利上げについては
懐疑的になってきている、と市場は受け止めたかもしれません。
金利上昇が緩やかになることは
企業にとっては資金調達コストが抑えられるので好影響。
ということで、リスクオフになってドルに流れていた資金が
株式市場に戻ってきた、という形かもしれません。
今回の発言のタイミングが、NY ダウがダブルボトムをつけて
復活しそうなドンピシャのタイミングだったこともあって、
これまでのトランプ大統領とパウエル FRB 議長の口喧嘩は
もしかしたらシナリオ通りだったのかもしれません。
そして、今週末の G20 での習近平主席とトランプ大統領との会談。
こちらも、これまでの関税の報復合戦含めて
すべてシナリオ通りだとしたら、
その先に何があるのか?
ほんの少し、私の個人的見解を
今日の動画ではお話しました。
珍しく、ファンダメンタルズをじっくりと話しましたので
是非、ご覧ください。
昨日の私の ゆったり V スキャル の結果です。
ユーロドルの、この 1 セットのみでした。
珍しく、セカンドポジションのエントリータイミングではない状況で
7 つの玉全部をエントリーしました。
1 時間足のミドルラインも少し意識しましたが
大きな根拠は 1.13 のキリ番です。
早朝から、このラインでは何度か押し戻されていました。
決済も今朝の最安値をターゲットに、
段階的に分割決済を行っています。
反転上昇することも視野に入れながら、
少しづつ利確して利益を積み上げました。
ゆったり V スキャル は、無裁量 週間成績 でお伝えしている
基本ルールのみの取引を機械的に行う、
ということでも良いのですが
昨日のような、いろいろな視点を組み合わせた
自分ルールでの取引ができるようになると
とても幅広い戦略を構築できます。
総合的な判断力を身につけるには
時間もかかりますが、
これができるようになると
取引するタイミングは格段に増えますので
興味がある人は、じっくりと取り組んでみてください。
無裁量 週間成績 の結果です。
USDJPY
EURUSD
USDJPY
EURUSD
最後にお知らせが 2 つあります。
今週月曜日にデモ口座が 4 時間近く止まっていた Tradeview ですが、
窓口になっていただいているプログラマーさんに確認していただいたら、
デモサーバー増強のため、一部のデモ口座が利用できなかったとのこと。
原因がわかって良かったのですが
そのような状況だったら、一言、事前に連絡をいただければ良かったな
と思っています。
これでデモ口座の使い勝手が良くなれば
トレーニング環境としてはありがたいので期待はしているのですが。
もう一つのお知らせは、V スキャルツールのバージョンアップについて。
今夜 8 時を目処に、メンバーサイトに新バージョンのツールと
テンプレート、それから
購入者の方がご自身で使うために作った V スキャル 用のツールをアップします。
大変お待たせいたしました。
V スキャルアラートのバージョンアップは、8 月の ゆったり V スキャル 一般公開当初から
取り組んでいましたが、やっと公開までたどり着くことができました。
私が使うために欲しかった機能をすべて盛り込みました。
これまでエントリータイミングの 2 種類のみのアラート回数が
セカンドポジションエントリー時、
そして 3 種類の決済時にも鳴るようになったので
合計 6 種類になりました。
ポジションを持った後も、チャートを見続けなくてよくなるので、
これまでよりは圧倒的に楽になります。
そして、テンプレートにも採用させていただくことをご了承いただいた
購入者の方が作られたツール。
これがとにかくわかりやすいんですね。
VScalAttention と名付けられたこのツール。
その名の通り、 V スキャルのロジックで注意しなければいけない
フィルター条件を明確にチャート上に表示してくれます。
数日間、使わせていただいていますが
私のトレードには無くてはならないツールになっています。
ツールのバージョンアップはこんな感じです。
わかりやすくするために図にまとめてみました。
※ 画像をクリックすると拡大表示します。
V スキャルアラート バージョンアップ( 利確の場合 )
購入者の方が作ってくださったインジケーター
・トレンド判定機能
・当日高値安値表示機能
・エントリーしてはいけない時間帯ハイライト機能
アラートバージョンアップの特徴をお伝えします。
● 現状のアラート
1. ファーストポジションのエントリータイミングの 1 つ目の条件がそろうと
アラートが鳴ってチャート上に矢印表示
2. 足が確定する前に 1. の条件が継続していると
2 つ目のアラートが鳴る
● バージョンアップ後のアラート
1. ファーストポジションのエントリータイミングの 1 つ目の条件がそろうと
アラートが鳴ってチャート上に矢印表示
2. 足が確定した時に 1. の条件が継続していると
2 つ目のアラートが鳴る
※ これまでは 15 秒前だったアラートタイミングが足確定時に変わります。
3. セカンドポジションエントリー時にアラートが鳴って
チャート上に ② のマークが表示される
4.-1 利確決済タイミングの 1 つ目の条件がそろったらアラートが鳴って
チャートにチェックマークが表示される
4.-2 手動ロスカットタイミング( ミドルタッチ決済 1、2 )にアラートが鳴って
チャートにチェックマークが表示される
■ バージョンアップによるユーザーメリット
・ファーストポジションエントリー後、チャートを観察し続ける必要がなくなる
・うっかり見過ごして利確できなくて逆行してしまった、ということがなくなる
・逆行した時に損失を小さくするために行う手動ロスカットのタイミングを逃さなくなる
( リスクをおさえるためには、この手動ロスカットはとても重要です )
決済するまでは、足が確定する度に、しつこく鳴ります^ ^
そして、さらに、今回のアラートのバージョンアップにあわせて
購入者の方が、ご自身が ゆったり V スキャル 実践のために作ったインジケーターを
ご提供いただいたので公開させていただきます。
( こちらも制作された方のご厚意で無料です )
● 新インジケーターの特徴
・基本ルールではエントリーしてはいけない高値安値更新時をチャート上に描画
・トレンド発生後にはエントリーしない、というルールを使う時に面倒だったトレンド判定を
一目でわかるようにチャート上に描画
・無裁量 週間成績 で採用しているエントリーしてはいけない時間帯をハイライト表示
( ルール採用の時間をデフォルト設定:夏・冬時間別、通貨ペア別すべて自動表示 )
・これらの機能によって、無裁量の基本ルールの実践がストレス無く行えるようになる
それでは、20 時の公開をお待ち下さい。