【 FX ボックス 】チャートは面でとらえる:2017.07.21 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
今日はチャートの大枠のとらえ方についてお話しました。
「面でとらえる」という思考です。
これはとても重要です。
特にポジションを持っている時は、
今のローソク足の動きばかりが気になってしまうのが人情です。
というか、動物としての人の本能なんですね。
今のポジションは自分の命と同じ、という感覚になっていますから
命を守るために小さなリスクでも回避しなければならないし、
どうすれば安全にエグジットできるか、
ひたすら脳が思考している状態です。
ですから、目の前のローソク足の動きにどうしても集中してしまいます。
そんな時、一歩引いてチャートを面でとらえると、
見えていなかったものが見えてきます。
例えば、昨夜のドル円の 23 時 30 分からの急落のチャート。
ここで、ショートポジションを持っていたとしますよね。
そうすると、一気に利益が伸びて嬉しい半面、
どこで利確しようか、ということに悩むわけです。
(利確ルールを決めていない場合)
ちょっと逆行したら、せっかくの利益が少なくなるから
そろそろ決済?
でも、まだのびるかもしれないし・・・
こんな時、少し大きな視点でチャートを見れば
昨日の安値の 111.55 円あたりが視界に入ってきます。
そうすると、111.55 円にリミットを設定すれば気が楽、
ということになります。
このようにちょっと俯瞰すると、
いろいろなチャートポイントが視界に入ってきます。
もちろん、トレードする前に、前日の安値はわかっているわけですから、
そこまで戦略を立てて
最初からルール化しておけばもっと楽ですよね。
トレードをする前に、毎朝の動画で私がやっているように、
一度、4時間足くらいまで見て全体の環境を把握する。
そして、少しづつ時間足を短くしていって
5分足での状況把握。
その時に面でとらえること。
ボックス(レンジ)はどこかにできていないか?
どこからどこまでがブレイク(トレンド)なのか?
では、これから先はボックスとブレイクのどちらを強く意識すれば良いのか?
これらのことをポジションを持っていない状態で
冷静にチャートを見ることができる時にやってしまいましょう。
そうすることで、トレード時の気持ちが随分楽になります。
戦略を立てる時にはしっかりと。
そして、実際のトレードではとにかく楽をする。
これが継続していくコツです。