シンプルなチャートを複雑にとらえすぎていない?:2018.09.23
おはようございます。
Do. です。
TOC( Theory of Constraints:制約理論 )の名づけ親であるエリヤフ・ゴールドラット博士の
『 ザ・チョイス 』から今日の自然道の話は始まります。
これは、以前にもシリーズで書いた
【 投資の本質は自然科学で証明できる 】投資トレーニング通信の続編としてのお話です。
『 ザ・チョイス 』は表面的には企業マネジメントの本ですが
本質は「 物事の捉え方 」がテーマです。
そのテーマは、こんな箇条書きでまとめられています。
・人はもともと善良である
・すべての対立は解消できる
・ものごとは、そもそもシンプルである
・どんな状況でも飛躍的に改善できる
・すべての人は充実した人生を過ごすことができる
久しぶりにこれらの言葉を読み返して感じたこと。
それは、
すべて「 自然 」そのもの。
事実をただ伝えているだけじゃないか。。。
一年前に、【 投資の本質は自然科学で証明できる 】を書いた時には
これらの言葉の表面しか理解できていなかったのかもしれません。
自然界には善悪も対立も無く、充実した人生しかありません。
すべてシンプルで、結果として改善し続けています。
木は木として、鳥は鳥としてみんな充実した人生しか送っていないのです。
チャートも自然だと私は感じています。
人の行動の結果として表現されているのがチャートです。
人はそもそも自然なので、
チャートも自然にならざるを得ません。
そんなチャートの世界の中で右往左往している僕らは
どの地平に立てば良いのでしょうか?
答えはシンプルです。
チャートに逆らわないでついていく。
自分が間違っていたらそこでロスカット。
それだけです。
「 複雑さに惑わされるな! 」
これが、ザ・チョイスの副題です。
複雑にしているのは自分自身だった、ということに気がつけば
答えは見えてきます。