点で判断しているサインに、聖杯は無い:2018.09.20 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
日銀の政策金利の発表と、黒田総裁の会見がありましたが
昨日のドル円は大きな動きはまったくない状況でしたね。
30pips 程度の 1 日の値幅で、ほとんど動きませんでした。
日経平均は大幅上昇で、
欧州、NYダウは堅調を維持しています。
このような状況でもドル円の上値が抑えられているので
7月の高値まであと 100pips ほどですが、
そこまで行けるかどうか。
行ったとしてもその高値を超えるエネルギーがあるのかどうか。
まずは直近の保ち合いを上下どちらに抜けるかを見ていきましょう。
昨日の私の ゆったり V スキャル の結果です。
日中は控えていたので夕方からのエントリーです。
ユーロドルは上下に荒い動きが多いので、
入るタイミングが少ないのですが、無理にリスクをとる必要はありません。
昨日は、高値からのトレンド終了時に 1 本のみでした。
さて、今日のワンポイントレッスンは
サインツールについて。
ゆったり V スキャル もサインツールを同梱していますが、
そのサインは聖杯なんかではありません。
ただ単に、複数のインジケーターを判断材料にして
エントリー条件の一部が揃うタイミングが来ましたよ~
ということを教えてくれるだけです。
その後、簡単なチェックをしてエントリーするのですが、
このサインだけで勝負しているわけではありません。
もちろん、最初のサイン( ファーストエントリー )だけで完結する場合も
多いのですが、考え方としては
リスクを許容できる最大ロット数の 7 分の 1 でしかありません。
後は、チャートの波に合わせて臨機応変に
対応していきます。
( もちろん、ルール通りに )
そうすることで、
点での判断でしかなかった、最初のサインをカバーして
面での勝負に持ち込んでいるんですね。
サインツールを選ぶ時の一つの判断基準の中に
点か面か、という視点を持っておくと
良いと思います。
そのためには、そのサインのロジックを知ることが
前提になってしまいますが。
点は過去の一瞬でしかありません。
それが面になると波の流れが見えてくるようになります。
これは、裁量トレードでも同じですね。
無裁量に近いトレードなのに
各国の相場状況などのファンダメンタルズを確認するのは
面を、より広い範囲で見たいと思っているからです。