【 FX 】無裁量の中に隠れている暗黙知をルール化する:2018.06.30 今週の振り返り
おはようございます。
Do. です。
上昇して今週を終えたドル円。
今朝方 111 円目前まできましたが、
その後は急落して終えています。
ただ、4 時間足のレンジ上限まで届きましたね。
今週は、月曜日の東京マーケットオープン直後には下げましたが、
その後はしっかりとした上昇基調が続きました。
週明けは 4 時間足レンジ上限を突破して勢いが出るのかどうか。
115 円を目指すような展開になっていくのか。
そうなると直近のレンジは抜けることになるので
注目です。
月初めということもありますし、
日々の流れをしっかりと見ていきましょう。
昨日の V スキャルの結果です。
朝方、メンバーさんに公開したので、その対応などもあって、2 セットのトレードでした。
昨日、メンバーさんから V スキャルのロジックは
基本的に無裁量で良いかどうかのご質問をいただきました。
基本的には、無裁量でOKです。
ですから、1 分足のみを見ていれば良いということになります。
もちろん、5 分足の状況や上位足の環境認識をした上で
エントリータイミングを絞っていけば、
それだけ精度は上がってきます。
良い悪いは別にして、一つだけ認識しておきたいことがあります。
それは、無裁量でトレードしていても
どこかに自分では気がついていない暗黙知が隠れている、ということです。
これは人間の生存本能だと感じています。
私自身、これまで裁量ロジックを半自動売買のツール化をしていく過程で
この暗黙知の壁に何度もぶつかりました。
裁量トレード時にはルール通りトレードしていると思っているので、
そのルール通り EA 化すると、裁量トレードと同じ結果になる、
と思っていました。
ところが、全く違う結果になることがほとんどなんですね。
これには驚きました。
プログラマーさんに作っていただいた EA を
ビジュアルモードでバックテストで動かして確認していくと、
「 あ~、ここでもエントリーしてしまうんだ! 」
というタイミングがたくさんあるわけです^ ^
自分ではルール通りにやっているつもりでも、
無意識に危険性を感じてエントリーを避けているわけです。
それに自分では気づいていなかったんですね。
暗黙知、恐るべし、です。
その事実を知ってからは、
暗黙知をできる限り顕在化するようにしてきました。
暗黙知をあぶり出してルール化することで
より精度を上げるようにしてきたんですね。
今回の V スキャルも、半自動売買化をできればいいな、
とは思っているのですが、かなりハードルは高そうです。
まだまだ暗黙知が隠れていると思っていますし、
資金管理ロジックも絡んできます。
まずはサインに従った手動での実践を繰り返して
半自動売買化にも挑戦していきたいと思っています。
長期戦になりそうですが^ ^