第 8 回:科学者のように考えよ《 Think like true scientist 》
こんにちは。
Do. です。
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【 投資の本質は自然科学で証明できる 】
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本日は、8 回シリーズの最終回になります。
これまでの 7 回、
様々なテーマで
お届けしてきました。
少しでも心の片隅に
とどめておきたいな、
と感じていたただいた内容が
あれば嬉しいです。
最初からこの話をしよう、
と 8 回分を計画的に
考えたのではありません。
私は、毎朝のブログでの
投稿もそうですが
「 書く 」という行為を行う時
その、ライブ感を
とても大切にしています。
文字からほとばしるライブ感こそが
読む人に伝わるエネルギーに転換する
と感じているからです。
ただ、今回の
シリーズ最終回の 8 回目だけは
これを書こう、
と最初から決めていました。
Think like true scientist
《 科学者のように考えよ 》
希代のコンサルタントだった
エリヤフ・ゴールドラット博士が
常にまわりに語りかけていた
言葉です。
この言葉を紐解くことで
今回の8回シリーズのテーマ、
【 投資の本質は自然科学で証明できる 】
この理由が
明確に浮かび上がってきます。
それでは、
まず最初に質問を 4 つ。
・ものごとを複雑だと考えると
どうなるだろうか?
・人のせいにすると
どうなるだろうか?
・対立は仕方がないと考えると
どうなるだろうか?
・わかっていると思うと
どうなるだろうか?
いかがでしょう?
これら 4 つは、
ゴールドラット博士が、
人に本来備わっている
考える力を使うことを
妨げる障害として挙げたものです。
では、これらを
投資に置き換えてみましょう。
・投資を複雑だと考えると
どうなるだろうか?
・投資の結果を人のせいにすると
どうなるだろうか?
・投資をする環境に
対立は仕方がないと考えると
どうなるだろうか?
・投資のことはわかっていると思うと
どうなるだろうか?
どう考えても良い結果には
結びつきそうもないですよね。
では、このように言い換えると
どうでしょう?
・投資は本来シンプル。
・投資はすべて自分の責任。
・投資を行う環境をウィン – ウィン
にすることが可能。
・わかっているとは決して言わないで
探究心を持ち続ける。
「 投資は本来シンプル 」
科学者は複雑な事象を
シンプルに分解することで
物事の本質に迫ります。
投資を複雑にしてしまっているのは
もしかしたら
あなた自身かもしれません。
自分の記憶に刻んでしまった
様々な投資についての
経験や常識と言われる知識を
すべて削ぎ落としてみる。
すると、
いつの間にか忘れてしまった
シンプルな投資の本質が
浮かび上がってきます。
「 投資はすべて自分の責任 」
説明の必要もない
大前提ですよね。
ただ、
次の次元を見据えるとしたら
こんな考えもあります。
自分の投資だけではなく、
すべての出来事の源泉が
自分であり
100%自分の責任であると
自覚する。
たとえば、
嫁さんが包丁で
ちょっと指を切ったのも
自分の責任、と捉えます。
これは本来あり得ません。
より深いテーマに入ってしまうので
この先は私のブログを
ご覧くださいね。
時々、ヒントを
お話しています。
「 投資を行う環境をウィン – ウィンに 」
まず、身近な人たちに
正直に話すこと。
心の安定がないと
投資の継続は不可能です。
( この「 正直でいること 」については、
第 6 回:「 正直になること 」これがすべてのはじまり
で詳しく書いています )
「 わかっているとは決して言わない 」
常に謙虚に学び続ける。
わかっている、と思った瞬間
そこで探求の芽は
成長を止めてしまいます。
Think like true scientist
《 科学者のように考えよ 》
投資家として
日々、幸せを感じて暮らすには
科学者の心を持ち続けること
が必要です。
その科学者の心を
私なりに翻訳するとこうなります。
ありのままを素直に見る観察力と
空間を感じきる感性
この 2 つがあれば
真の投資家になることができる。
そう思っています。
もちろん
私も、まだまだ途上です。
共に楽しく
精進していきましょう。
※ 参考図書:『 ザ・チョイス 複雑さに惑わされるな! 』
エリヤフ・ゴールドラット
岸良裕司|監訳
三本木亮|訳
『 考える力をつける3つの道具 』
岸良裕司
きしらまゆこ
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