こんにちは。
Do.です。
今日のテーマとトピックです。
テーマ:ポジポジ病、リベンジトレード強制中止機能を作ります
・カギ足ロジック FT5検証結果
今週:微損
陰陽決済テスト 9月一杯で終了(5月から5ヶ月間実施)
・システムBのインジケーターに売買停止機能を追加
・シンプルロジックFXの進捗
システムB(シンプルロジックFX購入者限定で公開予定)
ZigZagH(アラート機能搭載)発注
Kさん検証:3ヶ月間の無裁量で勝率60%
ドル円 カギ足ロジック 今週のFT5検証結果
今週の検証結果はプラスで終えています。
9月分の集計結果、今年の各月の成績も掲載しますね。



9月26日(金)

9月29日(月)

9月30日(火)

10月1日(水)

10月2日(木)

2025年1月

2025年2月

2025年3月

2025年4月

2025年5月

2025年6月

2025年7月

2025年8月

2025年9月

5月から検証を行ってきた陰陽決済を
9月一杯で終了します。
10月からは基本ルールのブレイクラインにSLを置く形に戻します。
陰陽決済の優位性は認められましたが、
長期でこのルールを継続した場合は、
疑問点が残ること、
そして、実際のトレードでは陰陽決済後の予約注文が
ちょっと忙しいこと。
これらの理由でFT5検証の基本ルールには
現状では追加しないことに決定しました。
今後、検証用EAが完成して
より長期に精度高い検証を行って結果によっては
再検討予定です。
もちろん、レンジが続くときの陰陽決済は
とても良いですし、
同じブレイクラインで
何度も何度もエントリーしてしまうことを制限すれば
もう少し使いやすくなると考えています。
陰陽決済が、ご自身のルールに合う場合は
使用する時期や回数も含めて
ルールを明確にしてお使い下さい。
システムBのインジケーターに売買制限機能を追加
システムBを一緒に作っているKさんから
インジケーターを作っているときに
このようなご希望をいただきました。
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もし、この機能があったら最高だなと思うのが、
「ルール厳守フィルター」です。
1分足スキャルのエントリーで一番やってしまいがちなのが、
どこでも自分の解釈でOKサインのエントリールールに無理に当てはめて
エントリーしてしまうことです。
それで、エントリー回数が無駄に多くなってトータルで負けてしまいます。
それを解決するために「3分ルール」でシグナルが出現後、
ローソク3本以内でエントリーしないと
強制的にエントリー不可になればいいなと思います。
シグナル出たと同時に、ちょっと電話きた!とか、
ちょっとトイレ行きたいとか、
少しだけ席を外して戻ってこれるくらいで、
少しだけ猶予を与える気持ちを込めて3分です。
優位性のある手法なら、
とにかくシグナルが出た時だけエントリーして、
負けた時も冷静に次のシグナルを待ってエントリー。
これを機械的に淡々とやっていきたいです。
負けた後も感情的になって
リベンジエントリーで普段やらないような
ロットを上げて負けることをしてきたので、
資金管理もしっかりやれば、
右肩上がりのプラス収支になると思います!
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このご要望を頂いたとき、
この機能が可能であれば、とっても喜ばれるな、
と感じたのですが、
インジケーターなので無理だろうな、と思いました。
ダメもとでプログラマーさんに相談したところ
なんと、条件付きで可能とのこと。
下記が私が検討したいアイデアとして依頼した内容と
プログラマーさんの回答になります。
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● 検討アイデア
・エントリー制限機能
ZigZagHはインジケーターなので、このような機能は無理だと思いますが、こんな機能があったら良いな、というものになります。
これは可能でしょうか?
・アラート出現後N(180)秒経過後から次のアラートまでは、該当MT5のエントリーをできなくする
・目的はポジポジ病やリベンジトレードの予防
アラートのサインでエントリーして負けたあと、次のアラートまで待つことができず、つい、エントリーしてしまうのを防ぐ
● プログラマーさんの回答
MT5メニュー下のアイコン「アルゴリズム取引」ボタンをOFFにして、EAを利用できなくするという対応であれば可能かと思われます。
(禁止条件が不成立になったら、ボタンをONする。)
OFF条件が成立している時間内の場合、手動でONにしてもOFFに戻る仕様
但し、通知した記憶がリセットされるようなMT4再起動、時間足切替、
通貨ペア切替等のインジ再読み込み操作をした場合、OFF条件もリセットされる
<自動売買OFF処理の流れ>
①アラート通知
②通知時間記憶
③通知から180秒経過判定でOFF条件成立
④ONであればOFFへ自動切換え
⑤次のアラート通知までOFF条件成立を継続
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EAを使うための「アルゴリズム取引」ボタンの
ON/OFFの制御なら可能、とのこと。
システムBはシンプルリミットGの使用を考えているので
シンプルリミットGのON/OFFができれば
エントリーを強制的に中止することができる、
ということになります。
これは是非、搭載したい
と思ったので発注しました。
MT5の「新規注文」からのエントリーは可能ですが
シンプルリミットGのエントリーを制限できるのは
とっても良いなと感じています。
ユーザーさんと一緒にロジックを開発するのは
初めての経験ですが
このように、私が思いつかないようなアイデアを
Kさんがたくさん出してくれるので
とってもいい形でプロジェクトが進んでいます。
Kさんに感謝です。
シンプルロジックFXの進捗
メインテーマでもお伝えしたように
システムBのインジケーター
ZigZagHを発注しました。
10日くらいで完成しそうなので楽しみです。
完成したらKさんに使っていただき、
そのフィードバックを元に
完成度を高めていきます。
それから、Kさんから
現状ルールでの無裁量検証結果が届きました。
リスクリワード 1:1.3 で勝率60%。
とても素晴らしい結果です。
その詳細とKさんの感想をお伝えしますね。
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● Kさん:4ヶ月間の過去検証結果
・2025年6月~9月:73日間
・21:00~24:00
・XAUUSD:1分足
・EBC Financial Group のMT5チャート
・合計トレード数:223
・1日平均トレード数:3回
・リスクリワード 1:1.3
・最大連敗数:11
・シン・ギ :66%
ギ・ギ :53%
シン・シン:54%
全体 :60%
6月から9月の過去チャートを使って
シンギの法則について検証を行いました。
1分足トレードです。
予想してたより良い結果となり驚いてます!
圧倒的に、シン・ギの出現率が高く勝率も高く、
66%となりました。
ギ・ギが勝率53%、シン・シンが勝率54%、
全体の勝率でも60%という結果がでました。
検証ルールは以下の通りです。
~検証ルールは省略~
ギ・ギとシン・シンはリスクリワード1:1.3に届かないケースが多く
勝率が低くなっている印象です。
とはいっても、勝率50%超えなので十分です。
また、シン・ギはトレンドに乗る形になるので、
一度エントリーしたら逆行しても決済しないルールにしてますので、
リスクリワード1:1.3に届くケースが他のシン・ギ、シン・シンより多くなっています。
やはり、トレンドフォローは優位性があるんだなと実感しました。
最大の連敗は11連敗です。
2回まわし法ですと1シーズンで破産してしまう数字ですが、
タームの概念を取り入れて4シーズン分の資金量があれば、全然怖くないですね!!
上位足の環境認識を必要とせず、
基準となるSMAとの位置関係と波を捉えて
根拠のあるローソク足でエントリーしているわけですが、
もしかすると、あまり今までにはない手法なのかなと思います。
最初はコマ足、次に包み足、そしてDoさんの足の見方の提案から始まり、
その後、エントリー足の優位性を偶然みつけました。
もしかすると、すごい発見かもしれません!
連敗しているところだけで切り取ると一見、
使えない手法と思われるかもしれませんが、
数多く検証し確率でみていくと、
優位性も見えてくると思います。
いろいろなことが見えてきて、
とても、面白くなってきました!!
● Do.の返事
証結果、ありがとうございました!
画像、エクセル確認いたしました。
素晴らしい結果ですね!
これは楽しみです。
おっしゃるように、このようなMAと波を使ったトレードロジックは
私自身も聞いたことがありません。
また、先日、ZOOMでシンプルロジックFX購入前の人と話をしていて
その方がシステムBにとても興味を持っていました。
Kさんのロジックはレンジ、トレンドどっちの戦略?
と聞かれたのですが、その時、どちらでも条件さえ揃えばOKですよ、
と答えました。
その直後、
あ、レンジ・トレンドどちらでも使えるってなかなかないよなあ、
と感じました。
まさにKさんがすごい発見かも、とおっしゃるのは
相場を選ばない優位性にあると思っています。
11連敗してもタームの資金管理を明確にしていれば
怖くないですよね。
まだまだ製作に時間はかかりますが
EAでの検証が楽しみです。
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Kさんがおっしゃっている
「2回まわし法、1シーズン、タームの概念」は
検証用EAに搭載予定の資金管理ロジックのこと。
今回の検証結果では
資金管理ロジックがなくてもプラスになっているので
基本ロジックがしっかりしている、ということが見えてきました。
さらに資金管理ロジックを加えることで、
安定を目指していきます。
それでは、素敵な週末をお過ごしください。
感謝
Do.