病床171の私立総合病院がなくなって変化した夕張市の医療
最近読んでとても興味深かった本を紹介します。
『人は家畜になっても生き残る選ぶのか?』 森田洋之 著
著者の森田さんは財政破綻した夕張市の診療所院長をされた医師で
『破綻からの奇蹟~いま夕張市民から学ぶこと』という本も
書いていらっしゃいます。
興味がある方は、是非、本を読んでいただきたいのですが
生きること、そして医療(特に高齢者医療)の本質が書かれています。
今日の動画では夕張市のことなど、本の内容についても少し話しましたが
「そういうことだったのか!」
という驚きを何度も感じた1冊です。
この本を読んで思い出したのが、
清水博さんの『〈いのち〉の自己組織~共に生きていく原理に向かって』という本です。
視点は全く違いますが
本質的には同じテーマについて書いている本だと感じています。
この本のあとがきの最後の文章を引用させていただきます。
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私が言う「いのち」の自己組織は、
人間の意志によって何かを意識的におこすことではなく、
自己中心的な意識を(座禅のような意味で)捨てて、
「いのち」という自己の存在の原点に回帰することによって、
居場所に自然に生まれる活きであり、
その活きの大部分は無意識的な活きとしておきるものです。
与贈は、たとえば座禅にも、柳生新陰流にも見られるものです。
それは「身を捨てる」ことによって、
この〈いのち〉という自己の存在の原点に回帰する行為なのです。
それは意識による社会的なしがらみからの自己の開放です。
自己の自由の獲得です。
ここに愛し合うことの歓びに加えて
与贈のさらに一つの歓びがあるのです。
〈いのち〉の自己組織は、
道徳が意志による意識的な行為であることとは対照的です。
意思による、個への秩序の強制は独裁への道につながりますから、
ここを注意する必要があると、
私は考えているのです。
〈いのち〉の自己組織~共に生きていく原理に向かって 清水博 著
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今日の記事のタイトル、「〈いのち〉という富」という言葉は
この本の中に出てきます。
〈いのち〉という富を深めていく、
そんな生き方をしたいな、と感じた1冊です。
FXにも使えるバイナリーツール Follow 大改修
検証用のEAも完成したので、
Follow のバックテスト、デモ口座でのテストを繰り返して行ってきました。
面白い結果は出ているのですが、
自分がやりたかったこととはちょっと違和感がありました。
そこで、思い切って大改修をすることにしました。
Followはバイナリーに多い逆張りを使ったロジックではなくて、
順張りロジックです(そのためFXでも使用可能です)。
これまでは単独足での判定でしたが、
時間足を2つ使う形に変更することにしました。
例えば、ブレイクの判定は5分足で行って
連続サインを含めたエントリーは1分足で行う。
そうすれば、連続エントリーを1分間隔で行うことが可能になります。
5分足で強いトレンドが出たときに
1分足で小刻みにエントリーして勝率を上げる、という方法です。
先週紹介した秒足チャートを使えば、
1分足のブレイクで5秒足で連続エントリー、
ということも可能になります。
ただ、ピンポイントで強いブレイクを選択することはできません。
連続エントリーが連敗になることもあるので
ただ、連続エントリーをするだけでは勝率を安定させることはできません。
そこで、連続エントリーの勝率を常に計算しながら
勝率が悪くなるとエントリーを止めるフィルターも
追加することにしました。
今回の回収内容は下記になります。
Follow 改修
・ボラティリティフィルター追加
・連続サイン勝率フィルター追加
・最初のサイン(ブレイク、プルバック)及び各種フィルターの判定時間足を
パラメーターで指定できるようにする。
(連続サインの逆行判定は、現状通りチャートの時間足で実施。)
・フィルターの判定足は、「現足」か「1本前の足」を選択できるようにする。
・プルバックサインの判定は、指定した時間足の確定タイミングでのみ実施する。
(チャートがM1で、M5判定の場合、4分・9分・14分…)
・各種フィルター条件を、連続サイン表示の条件に加える。
・最初のサインと連続サインは、別々に扱えるようにする。(バッファを分ける。)
・EAでのエントリータイミング(即時、確定時)は、最初のサインと連続サインで
別に設定できるようにする。
結果がどうなるかは完成したもので検証してみないとわかりません。
来週末には完成予定なので、結果が見えてきたら報告しますね。