複数の通貨ペアの上位足環境を常に覚えておくことはできない
今、作っているシステムは、5分足が取引チャートになります。
資金管理ロジックを使っているので、
トレード回数は多ければ多いほど一定期間の利回りは良くなります。
(もちろん、ある程度の勝率は必要です)
ということは、複数の通貨ペアで同時にトレードを行うほうが良い
ということになります。
HLトレードのようにポンド系3つとゴールドの合計4銘柄、といった少数の場合は
毎朝確認することで、各チャートのおよその環境認識は記憶に残っています。
ただ、その通貨ペアの数が18銘柄ともなると
さすがにすべての銘柄の環境認識を覚えていて
サインが出た直後に瞬時にエントリー可否の判断を行うことは不可能です。
(先週までは25銘柄を見ていましたが、MT4のスペックの問題もあって、
現在、18銘柄まで絞っています)
おもしろいインジケーターを見つけました
今回のシステムのサインを出すインジケーターの条件は2つ。
・勝率が50%前後
・損切りをエントリーレートから数pipsに置くことが可能。
これだけなので、
メタクオーツ社のマーケットサイトで
色々なインジケーターを探していました。
その時、ちょっと面白いインジケーターを2つ見つけました。
これは5分足だけで環境認識を行うには丁度いいな、
と感じています。
その2つを設置したチャートがこれです。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/8a95c5dbefada25a62eaa8950c7e7440-1024x477.jpg)
5分足のチャートですが、右サイドと下のサブウインドウに
30分足と4時間足の小さなチャートが見えますよね。
これが新しい2つのインジケーターの機能です。
これだと、5分足を見ているのですが
上位足の環境認識が同時にできてしまうので
各銘柄の環境認識を覚えておく必要はありません。
見た瞬間に、およそのラインを頭で描いて
環境を把握してエントリー可否を判断できます。
ただ、ある程度の慣れは必要です。
それでも、一度使うと手放せなくなります^ ^
興味がある人は、ぜひ一度試してみて下さい。
HLトレードで、水平線やトレンドラインを引く基本をわかっていれば
ラインを引いていなくてもローソク足を見るだけで、
環境認識が出来ると思います。
ちなみに、私の上記のインジケーターのパラメーターの設定は
下記のように行っています。
(英語表記なので少し分かりづらいかと思います)
・Mini Charts(上記チャートの右サイドに設置)
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/ef20e3caa4c4bab910d667828c69a015-652x1024.jpg)
・FFx Bollinger Bands(上記チャートの下部のサブウインドウに設置)
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/d55320fedd7fac5f382e4382433478c5.jpg)
一つずつ変更してみると、
各パラメーターが、どの設定を指しているのか
わかってきますので試してみて下さい。
この2つのインジケーターを比べてみて、
今はFFx Bollinger Bandsを使っています。
それぞれ設定して使ってみると、その使用感がわかります。
見た目の使い方も重要ですが
私の場合は多くのチャートを一つのMT4で同時に開いているので
操作性がカギになります。
25枚のチャートに同時設置して試してみると、
明らかにFFx Bollinger Bandsのほうが軽いことがわかったので
今はFFx Bollinger Bandsを使っています。
(チャートは18枚に減らしています)
インジケーターのダウンロードの仕方
これらのインジケーターをダウンロードするためには
メタクオーツ社が運営している MQL5.community に
アカウント登録する必要があります。
公式サイトで登録できますが、
MT4からも登録可能です。
MT4のツールのオプションで
コミュニティタブを選択すると
下記のような登録画面が出ます。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/b3124c5f05c6f340540d0e6f38806dcd.jpg)
すでに登録している場合は、
上記の画像の「アカウントをお持ちなら、ログインしてください」をクリックすると
下記のログイン画面になりますので
こちらからログインして下さい。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/b395c0295ea2a3992d53ef05974a1bb5.jpg)
これでMT4と MQL5.community がつながれば
最初の設定は終了です。
次に、MT4のターミナルを開いて、下部のマーケットタブをクリックして
上のタブ、インジケーターをクリックすると下記のようになります。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/9385233f07d4f5100294526ef96e91e1-1024x150.jpg)
この画面で検索したいインジケーター名を右上の検索窓に入力して下さい。
今回のインジケーターの場合は、
「Mini Charts」と「FFx Bollinger Bands」になります。
該当するインジケーターが表示されたら
その画像をクリックして右上のダウンロードをクリックすると
ご自身のMT4にダウンロードされます。
今回のようにマーケットからダウンロードすると
MT4のナビゲーター内のインディケータ内に
「Market」というフォルダが追加されます。
そのフォルダの中にダウンロードしたインジケーターが
格納されていますので
チャートへドロップドラッグして設置して下さい。
今回のように、メタクオーツ社のマーケットから
インジケーターをダウンロードして使っている人は
少ないかもしれません。
私も今回が始めてです。
とんでもない数のインジケーターが出品されているので
お宝が発見できるかもしれませんね。