チャートの裏には人がいる~板情報から価格の動きを読み解く
こんにちは。
Do. です。
今週は各通貨大きく動いたので
デッド・オア・リッチの累計損益は過去最大の-57万円になりましたが
今は-39万円くらいまで戻しています。
現状ではTradeview口座はこのようになっています。
AUDJPYの背水の陣ポジションが5つになった状態で90pips近く下げました。
その後、反転して少し戻しています。
このままAUDJPYが反転するか、
あるいは他の通貨ペアが少しづつ小さな利益を積み上げてくれるのを待つ形です。
先々週から実験していたEURGBPがいい感じだったので、
XMのマイクロ口座で新規の実験口座を作りました。
TradeviewとXMではレートやスプレッドに違いがあるので
XMでのデータもほしいな、と思ったことも理由の一つです。
通貨ペアは、GBPNZDとEURGBPを入れ替える形にしました。
使用通貨ペアはEURNZD、CADCHF、GBPCAD、EURCHF、AUDJPY、EURGBP、USDJPY
の7通貨ペアになります。
証拠金は5万円の入金でボーナス(クレジット)45,793円
合計95,793円の有効証拠金で8月18日から運用をはじめました。
これまでボーナスを受けたこともある口座の追加口座でも
ボーナスが95%もあって、ちょっと驚きました。
最初は、Tradeviewの50万円の開始口座と同じ比率で
有効証拠金10万円と考えて
基本ロットを0.2ロット、目標決済を3000円に設定していました。
この設定で目標決済が2回あって、有効証拠金が10万円を超えた段階で
Tradeviewの今回の累計損益のマイナスのこともあったので
基本ロットを0.1ロット、目標決済を1500円に変更しました。
ボーナス分は証拠金の余裕分として
3ヶ月で元本が回収できればいいかな、という設定になります。
もちろん、ロット数を大きくして元本回収を早くしたほうが
リスクが小さい可能性もあります。
どちらが良いかは結果として見えてくることなので
どのようなリスク設定を選択するかは
運用する人の考え方次第です。
私は、この2つの設定で運用してみて、
変更が必要と感じたら、その都度調整していきます。
XMでの私の運用については、
メンバーサイトにその設定の詳細を掲載しておきますので
興味がある方はご覧ください。
さて、今日のワンポイントレッスンは
相場の値動きの理由について、動画でお伝えしました。
最近の取引ではHFT(High Frequency Trading:高頻度自動取引プログラム)が
非常に大きな割合を占めていると言われています
(参考:0.001秒短縮に命を賭けた男たちの儲ける執念)。
ただ、値動きの基本は売り手と買い手のボリュームの違いです。
売り手のボリュームが大きければ価格は下がりますし、
買い手のボリュームが大きければ価格は上がります。
これを簡易的な板情報で説明するとわかりやすいかな、
と思ったのでこんな表を作ってみました。
例えば、ドル円の現在のレートが108円と109円の間にあって
上の表のように指値が入っているとします。
全体の指値のボリュームは売りのほうが多い状態。
もし、この時に109円で売り指値をしていた10ボリュームが
成り行きで売リに出されたとします。
成り行きの買い注文がが無いと仮定すると
まず、108円の買い指値で1ボリュームと売買が成立します。
ただ、1ボリュームが約定しただけなので
残りの9ボリュームの売りが成立するためには
107円、106円、105円と買い指値の相手を探してレートは下がっていきます。
これが売り手のボリュームが多い時に
価格が下がっていく仕組みです。
とても簡略化して概要を説明しているだけですが
このように価格が変化していく裏には、
必ずボリュームの大小、そして、その注文を出している人が存在します。
市場には個人投資家、ヘッジファンド、商業銀行(企業実需)、投資銀行
年金基金、投資信託などあらゆる人が関わっています。
また、様々なアセットが影響しあって動いています。
一寸先のレートがどうなるか、基本的には誰も知る由もありません。
では、相場は完全に不確実性だけで動いているのでしょうか?
環境分析をしてシナリオを考えて
トレードをする意味はあるのでしょうか?
私はその意味があると思っているので
15年以上相場と付き合っています。
いろいろなものが見えてくると
チャートを見るのがとにかく楽しくなってきます。
それが続けている理由かもしれません。
HLトレード購入者の方は、
後ほどパス記事を投稿しますのでご覧ください。
今日の動画の最後に少しお話しましたが、
今週はポンド系がわかりやすい動きをしたので
その詳細をお伝えします。
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