どかんと座れば動かない ~ 八十九歳 実篤
武者小路実篤の画文集『人生は楽ではない。そこが面白いとしておく。』
とても素敵な本です。
この本の中に好きな画文はたくさんあるのですが
この、だるまさん、良いですよね。
右ページの文章はこのように記載があります。
死ぬことは僕の勝手にならない
しかしかけるだけかいて見る
それが面白い
もう八十九になった
其処で大いにのびのび
自分の実力をいかして
いい画をかいて見たい
のん気にそう思っている。
そして、
次のページにはこのような文章があります。
どしどし気がねせずに
勉強して見よう
八十九歳ののん気な男
ますます進め
面白い処まで
それが人生
それがいつ死ぬかわからぬわが身の面白さ
面白さ。
八十九歳でも気がねしないでどしどし勉強している人もいます^ ^
楽しんでいきましょう。