デッド・オア・リッチの分析に myfxbook を使う
こんにちは。
Do. です。
今週は +5,259円で終えたデッド・オア・リッチ。
先週、先々週がプラス数円だっただけに、
数千円のプラスはありがたいです^ ^
これが今週の結果です。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/3c4e92ed1d0ac9b3e88910fb20d8e36f.jpg)
先週少しお話をしていた、新通貨ペアの選定が終わりました。
まずはデモ口座で実験を行って様子を見ていきます。
既存の 3 通貨ペアに下記の 4 通貨ペアを追加して合計 7 通貨ペアでの運用としました。
・GBPUSD
・EURGBP
・AUDCAD
・NZDJPY
新通貨ペアの選定で気をつけたことは
ボラティリティの変動幅が小さいことと、通貨ペアの相関関係の強さの分散です。
まず行ったことは、デッド・オア・リッチに採用可能な 26 通貨ペアの直近 3ヶ月間の成績の把握です。
この成績の把握には myfxbook を使いました。
myfxbook は無料で使うことができるサイトですが
とても細かい分析を行うことができるので重宝します。
自分自身の裁量トレードの成績把握にも便利なので
複数の通貨ペアを使って取引を行っている方は
一度試してみると良いですよ。
自分のトレードを客観的に分析することはとても大切です。
さて、その myfxbook での 3 ヶ月間の結果がこれです。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/2020.11.28-myfxbook.jpg)
私が最初に注目したのは、損益と pips 数。
当然、損益や pips 数が大きい通貨ペアに目がいってしまいますが、
ここは気をつける必要があります。
損益や pips 数が大きいということは
それだけ上下に激しく動いているので、リスクも大きくなります。
では、その逆の考えで
損益や pips 数が小さい通貨ペアを選べば良いのか、というと
それもちょっとずれていると感じていました。
そこで、すべての取引履歴を CSV に落とし色々と分析しているうちに
隠し技エントリーと背水の陣エントリーに注目すれば良いかもしれない、
という事に気がつきました。
そして、最終的に出来上がった分析表がこれです。
![](https://fxdo.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/7346015a2ca46066ddb9e9d6a77151da.jpg)
0.4ロットの背水の陣エントリーの数が少ない順に並べました。
背水の陣エントリーは、ボラティリティが大きくなった時に発動する傾向があります。
ということは、背水の陣エントリーの発動回数が少ないほど
ボラティリティの変動幅が小さく、リスクが小さいのではないか、
という仮説が成り立ちます。
それに加えて、デッド・オア・リッチの最大のリスクは
背水の陣エントリーの後に、さらに逆行されて含み損が大きくなることです。
そのリスクを小さくするには、背水の陣エントリーの発動自体を少なくすればいい、
と言うこともできます。
ちなみに、現在採用している 3 通貨ペア( 濃い緑の背景色の通貨ペア )を上の表で確認すると
すべて半分よりは上に位置しています。
この表の上位を選ぶことでひとつ目の選定条件のボラティリティの変動幅の小さい通貨ペア、
という基準はクリアできると考えました。
次に、通貨ペアの相関について。
これまでも、様々な分析の中で通貨ペアの相関については調べてきた過程をこのブログにも掲載してきました。
ただ、その結果落ち着いた答えはとてもシンプルです。
使用する通貨ペアの通貨の偏りを無くす。
これだけでした。
上記の画像の右側の表、これが通貨ペアを通貨に分解した一覧になります。
一つの通貨を最大 2 つまでの使用におさえました。
例えば、AUDという通貨だったらAUDNZDとAUDCADの 2 通貨ペア、
GBPという通貨だったらGBPUSDとEURGBPの 2 通貨ペアということになります。
これで 7 通貨ペアでの実験再開となります。
ライブでの運用に採用するかどうかは、今後のデモ口座での成績次第ですが
どんな結果を出してくれるか楽しみです。