流れが変わりそうだと感じたら上位足を見てみる:2019.06.12
こんばんは。
Do. です。
今日は久しぶりにチャートの上位足の見方について話しました。
ゆったり V スキャル は 1 分足だけを見ればすべて完結するように作っています。
ですから、基本的に上位足を見る必要はありません。
ただ、ちょっと全体の流れってどのようになっているのかな、
と、気になる時もありますよね。
そんな時、まず、やることは
流れが変わっているポイントを探すことです。
これが先程、動画を撮ってたときの 1 時間足のチャートです。
左がドル円で、右がユーロドルですが、
右のユーロドルの上の方の緑のマルの部分に注目です。
ローソク足が細くて、ちょっと見づらいのですが
全体の流れを見るときは、
これくらズームアウトして見ることが多いです。
ユーロドルのチャート、
全体を見ると上昇トレンドに見えますが
緑のマルの部分で上昇が止まっているのがわかりますか?
ピンクのラインで一度止められて
その後、もう一度、そのラインより少し下で止められていますよね。
それまでは、階段状に高値、安値共に切り上がっていましたが、
緑のマルの部分で、その流れが変わりました。
このように、まずは、流れが変わったところを見つける。
そして、次は、どうしてここで止まったのかな?
と考えて見るんですね。
もしかしたら、以前、このレート付近で
止まったことがあったのかな?
とか、
上位足で何か抵抗にあうようなところなのかな?
といった感じで発想を広げていきます。
そこまで発想が広がれば、
後は確かめてみればいいだけです。
試しに、上位足を見てみましょう。
これが、日足のチャートです。
ピンクのラインは、チャートの下の方にありますが、
先程の、1 時間足のラインと全く同じ位置にあるラインです。
そのピンクのラインのすぐ下で
レートが止まっているのが分かります。
この、日足のチャートには、斜めのトレンドラインも引いてみました。
4 時間足以下のチャートでは、トレンドラインを引くことは
ほとんどありませんが、日足ではこのように引くことがあります。
斜めのトレンドラインというのは、
どのようにでも引くことができるので
それほど重要視していません。
日足であれば、多少、注意しておきたいな、
という程度のラインです。
その、トレンドラインが
なんとなく気になる位置にありますよね。
1 時間足で止まっていたところと
重なっているか、あるいは
少し上にはみ出しているように見えます。
もしかしたら、日足のチャートの抵抗が
きいていて、直近のレートの上値が重くなっているのかもしれません。
このように、何かチャートに違和感を感じたら、
上位足を確認してみる。
これを習慣化させておくと
チャートの全体像を把握しやすくなりますので
是非、お試しください。