トレード自体を純粋に楽しんで没頭すれば何かが変わるかもしれない:2019.03.03
こんにちは。
Do. です。
今日の自然道の話は、
昨日の投稿の続きになります。
昨日、メンバーさんからいただいたメールをご紹介しました。
ライブ口座へ移行しようと思うけれど、
これまで負けた過去があることと、
自分の裁量部分が明確ではないので
躊躇しているとのこと。
私なりのアドバイスをさせていただきましたが、
今日の話は、その感情部分を掘り下げてみました。
人が行動するための動機は
「 痛みを避けて快楽を得る 」
ことだ、と言われています。
トレードという行動を
私達は行っていますが、
恐怖心からライブ口座への移行を躊躇する、
という状態は、過去に経験した「 痛み 」を
避けている、と考えることもできます。
この「 痛み 」を避けて快楽を得るためには、
「 痛み 」を、「 痛み 」と感じない心理状態に
なる必要があります。
「 痛み 」と感じているということは、
ライブ口座で大負けをしてしまうことについての
心理的負担が大きいと考えられます。
また、自分のトレードを確実に行っていれば
期待値はプラスになる、ということに
確信を持つことができていないとも言えます。
ここをクリアにすれば
トレードは「 快楽を得る 」ことにつながります。
痛みを感じない程度の少額でのトレードにするか、
裁量部分もルール化をして、
徹底的にトレーニングをして
期待値がプラスになることに確信を持てるようになってから
ライブ口座へ移行するのが良いかもしれません。
動画では最後に、
「 痛みを避けて快楽を得る 」
次のステージについても話しました。
これまで、何度かお伝えしてきた
チクセントミハイが提唱するフローの考え方です。
『 フロー体験 喜びの現象学 』という
チクセントミハイの書籍がありますが
この本は、文字が小さくて
ちょっと読みづらい^ ^
ということで、
こちらを再掲しますね。
『 知識創造の方法論…ナレッジワーカーの作法 』
野中郁次郎・紺野登 著
この本は、ビジネス書ではありますが
多方面の考え方や物事の捉え方をまとめてくれていて
非常に興味深い本です。
この中で、チクセントミハイのフローについて数行書かれているのですが
難しいことがわからない私にとっては
これだけで十分のように感じます^ ^
昨年、8月の記事に掲載した部分をそのまま載せますね。
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純粋経験はすぐに理解しがたい概念ですが、
米国の心理学者、M・チクセントミハイ( 1934- )の提唱した
「 フロー(flow) 」の概念につながるものがあります。
チクセントミハイは、芸術家やスポーツ選手、音楽家、
チェスのプレイヤーなどが演技やゲームをしているときには、
一つのことに集中して最高に楽しい経験をしていること、
そして、共通した感じ方をしていることを発見しました。
彼らはそれらの行為における「 純粋 」に楽しい状態を、
流ている(floating)ような感じ、
流れ(flow)に乗っている感じと答えました。
ここから「 フロー 」の概念が名づけられました。
フローは日常のなかでわれを忘れる瞬間であり、
行為そのものに深く没入する経験だといえます。
これが彼らにとっての「 内発的報酬 」となって
集中が行われるのです。
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「 行為そのものに深く没入する経験 」
これが、トレードの最後のステージではないかな、
と感じています。
ただ、自分が好きで楽しいことを
ひたすらやっていたら
あっという間に時間が経っていた。。。。
わかりやすく言うと
これだけ?
子供の頃、
夢中で川遊びをしていたような感覚で
トレードをすること自体を楽しむ。
それだけで良いのかもしれません。