FX：ツール（EA）の設計は建築設計と同じで詳細の施工図が必要だ

ツール（EA）の設計は建築設計と同じで詳細の施工図が必要だ：2018.12.24 朝のライン

おはようございます。

Do. です。

週が開けましたが、日本は祭日で

欧米はクリスマス休暇に入ります。

今日が短縮取引で明日は完全にお休み、

という市場が多いので注意していきましょう。

先週末に少しお伝えしましたが

先週の 無裁量 週間成績 の結果です。

USDJPY

EURUSD

※ 参考　表ウラ統合ロジック　

USDJPY 表ウラ統合

EURUSD 表ウラ統合

先程、上記の表ウラ統合ロジックのグラフを成績ページにアップしました。

私がこうしてグラフを掲載するのは

視覚からの情報で、このロジックの状況がわかりやすくなるから。

上の表ウラ統合ロジックのグラフを見ると

大きなドローダウンが無いことがわかります。

大きく伸びているところは

トレンドで一気に伸びたところ。

ドル円よりもユーロドルのほうが

上下動が大きく、ボラティリティが大きいことがわかります。

表ウラ統合ロジックはひとまず完成しました。

今後、微調整はありますが、

そのためにも、半自動売買ツールの制作に入りました。

まず、裁量でルールを作って

それを無裁量化して、ツールを作って検証してブラッシュアップしていく。

これが私のロジックの作り方です。

今回の ゆったり V スキャル のツールの仕様書はこんな感じです。

詳細は現時点では公開できないので

このような画像になってしまいますが

これを元にプログラマーさんに制作を依頼しています。

今回、はじめてマインドマップを使って仕様書の骨子をつくりましたが

これって、施工図と同じだなあ、

と感じました。

デザインだけの意匠図を見ても

大工は現場で動くことはできません。

詳細の寸法を記載した施工図が必要です。

例えば、トイレの手洗い器が

この壁に付くので下地を入れておいてね、

と言っただけではダメなんですね。

壁芯からいくらの位置で

FL（ フロア ）からいくらの高さ芯で

上下幅 100 の下地を入れてね。

と伝えて初めて大工は仕事をすることができます。

ツールを作る時も同じです。

どのタイミングでどんなアクションを起こすのか。

それを数値で明確に伝えないと

自分が思っているようなツールは出来上がってきません。

プログラミングの言語はわかりませんが、

プログラミングの思考過程を

発注する側もわかっていると、非常に仕事がスムーズになります。

私自身、裁量トレーダーですから、

最初は自分が考えていることを伝えるのに

結構苦労しました。

プログラマーさんが、どのような視点で

ロジックを見ているのか、

ということがわからなかったから。

2 年間、やりとりさせていただいたおかげで

やっとここまで来ました。

建築を離れた後、

また、施工図を書くことになるとは思ってもいませんでしたが

これもまた、楽しいです。

明日、25 日の夜 8 時ごろを目処に

表ウラ統合ロジックをメンバーサイトにアップします。

それから、既存のメンバーさんには関係ありませんが、

来年、 ゆったり V スキャル の価格を改定させていただく予定です。

V_system の時、V_system Pro にアップグレードした時に

4 倍近い金額にしましたが、

今回もそれに近いことになるかもしれません。

（ 改定時期、価格が決まりましたらブログで告知します ）

表ロジックだけでも

20 万円の塾よりも価値があるので安すぎる、、、

といったお声をいただいていました。

表ウラ統合ロジックも加わって

内容と釣り合う価格にしたいな、

と思っていますのでご了承ください。