FX:冬時間移行は米国、欧州で違うので注意しましょう

冬時間移行は米国、欧州で違うので注意しましょう:2018.10.31 朝のライン

 

おはようございます。

Do. です。

 

日経平均、NY ダウと回復傾向の動きがでてきました。

欧州はイタリア関係の問題があるので

昨日はそれほど大きな回復には至っていません。

 

この勢いが続いて上昇基調で中間選挙を迎えることができるかどうか。

後は、金曜日の米雇用統計がどのような結果になるのか。

 

大きく下げてきた株式市場なので

当然割安感はありますが

まだ VIX 指数は 20 を超えています。

 

今後、連騰のような感じで

上昇傾向が続けば VIX も 20 を割ってくるかもしれません。

 

ドル高、円高でレンジ傾向が続いていたドル円に

変化が出てくるかどうか。

 

サウジとイランの大きなリスク、

今日の日銀政策金利の発表と黒田総裁の会見も含めて

ドルと円の強さを見ていきましょう。

 

 

昨日の私の ゆったり V スキャル の結果です。

 

 

 

 

 

日中は取引するタイミングがほとんどありませんでした。

当日高値更新、安値更新時はリスクがあるので避けていきましょう。

 

 

今日のワンポイントレッスンは

冬時間移行時期について。

 

今朝、AssetProtect Pro のバージョンアップ版を

購入者サイトにアップしました。

追加機能としては、ボタンの縦横幅、フォントの種類、フォントの大きさを

変更できるようにしました。

 

購入者の方から、デフォルト状態で、

どうしてもボタンの枠内に文字が納まらない

というご報告がありましたので

いろいろと調査をしてみたのですが

windows の環境によって起きる可能性があるので

文字の大きさ、ボタンの大きさを変えることで対応していただくため

機能を追加しました。

 

今朝、購入者サイトへはアップしましたので

この機能を使いたい方は、新しいバージョンをダウンロードしてください。

( 購入をご検討の方は、上のメニューバーの「教材販売について」のページをご覧ください )

 

さて、話は冬時間移行時期に戻ります。

実は、AssetProtect Pro のパラメーターは下記のようになっているのですが

パラメーターの最後に、「 夏時間タイプ 」という項目があります。

 

 

AssetProtect Pro には、時間指定決済機能がついていて、

「 何時何分になったら持っているポジションを強制決済する 」

といった指定をすることができます。

 

例えば、重要指標発表が 21 時半からあるので

その 5 分前には強制決済をしたい、

といった時に使うことができます。

 

このパラメーターは、日本時間で設定をできるようにしているので

MT4 のサーバー時間と日本時間の違いを計算する必要があります。

 

そこで、夏時間、冬時間の変更タイミングを

あらかじめ設定している、という事になります。

 

では、この夏時間タイプの

ニューヨーク基準とロンドン基準は何がどのように違うのか。

 

これはブローカーさんによって変わってくるのですが

ニューヨーク基準を採用しているブローカーの場合は、

ロンドン基準と比べると夏時間が長いです。

 

これは米国で 2007 年から採用( 2005 年成立 )された

「 包括エネルギー法 (Energy Policy Act of 2005)」によって、

サマータイムが 4 週間多くなったことが原因です。

 

そのため、夏時間が終わって冬時間が始まるタイミングは

米国は欧州より 1 週間遅く、

冬時間が終わって夏時間が始まるタイミングは

3 週間早くなりました。

 

それぞれこのようになっています。

・米国の夏時間
 3 月第 2 日曜日 ~ 11 月第 1 日曜日

・欧州の夏時間
 3 月最終日曜日 ~ 10 月最終日曜日

 

冬時間から夏時間に変わるタイミングには

お使いのブローカーから連絡が来ることが多いです。

 

間違えることは少ないと思いますが

米国と欧州ではこのような違いがありますので

MT4 がどちらの基準を採用しているか

確認しておきましょう。