「トレードをしない」ということにこだわってみる:2018.09.11 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
昨日も大きな動きはなかったドル円。
1 日の値幅が 40pips 程度でした。
今日もドル円に関係する指標やイベントはありません。
静かな週の前半が継続する可能性はありますが
急騰、急落には注意していきましょう。
今日のワンポイントレッスンでは
ゆったり V スキャル の基本ルールの説明を兼ねて
「 トレードをしない 」ことの重要性について話しました。
トレードをするから利益を残すことができるのですが、
トレードをしたら利益が残る、
ということではないんですね。
リスクが有る時にトレードをすると
マイナスになることもあるわけです。
できる限りリスクが有る時のトレードは避ける。
これができてはじめて
「 トレードをしたら利益が残る 」
という状態にできるんですね。
ゆったり V スキャル の場合、
基本戦略はレンジでの逆張りです。
苦手なチャートはトレンド、ということになります。
トレンドからレンジに移行する時の判断は
とても重要です。
苦手な相場が終わって、
得意な相場になってからエントリーする方が
リスクは小さくなります。
そこで、苦手な相場が終わるタイミングを
どうやって判断するのか、
ということがとても重要になります。
このタイミングについて、
ゆったり V スキャル 開発当初から検証を繰り返してきました。
やっとたどりついたのが
「 トレンド発生後、2σ タッチを 2 回繰り返した時 」
という判断基準でした。
例えば、上昇トレンドが発生したとします。
( この、トレンドの発生も明確に基準を作りました )
そのトレンドは、-2σ タッチで終了とします。
( V_system Pro では終値が -2σ を割る、でした )
すると、そのタイミングでサインが出ることがほとんどです。
ロングのファーストエントリーのサインです。
ここは見過ごします。
理由は、V字で転換して、下落トレンドになる場合の
リスクを回避するためです。
ここでロスカットになることが、結構ありますので
そのリスクから逃げます。
次にレートが上昇して、+2σ にタッチします。
ここで、ショートのファーストエントリーサインが出ることが多いです。
このサインもエントリーしないでやりすごします。
ここでショートポジションを持ってしまうと、
上昇トレンドが再び発生してロスカットになることがあります。
トレンド終了かと思っていたのが、
単なる中段保ち合いだった、ということです。
このリスクを回避したいので、
ショートエントリーのサインでも入らないんですね。
そして、レートが下がってきて
ロングのサインが出たら、やっと、ここでエントリーです。
ちょっと待ちくたびれるかもしれませんね。
後から見れば、エントリーしていたら
利益が取れたのに、と思うことのほうが多いです。
でも、あえて「 エントリーしない 」選択をします。
その、2 回のエントリーにこだわる必要は
全く無いから。
エントリーチャンスはいくらでもあります。
チャンスはいくらでもあるわけですから、
あえてリスクが有るところで入る必要は無いですよね。
元々、ゆったり V スキャル の発想は、
1 日 5pips 、あるいは 10pips 程度の利幅を
手堅く積み重ねて複利で増やしていくというロジックです。
あまりにも結果が良すぎるので忘れてしまいがちですが、
1 日 5pips のプラスで十分なんですね。
あとはロットを増やしていけばいいだけですから。
小さな利益をコツコツ積み重ねていく。
この、ベースを忘れないで
無理なトレードをしないようにしましょう。
そのほうが結果が出るスピードは
早くなることもありますから。
昨日の私の ゆったり V スキャル の結果です。
日中だけのトレードでしたが、+1pip 。
これでも良いんです。
マイナスではありませんから。