FX:損小利大って本当に良いの?(ウラに潜むパラドックス)

FX:損小利大って本当に良いの?(ウラに潜むパラドックス):2018.08.31 朝のライン

 

おはようございます。

Do. です。

 

昨日のドル円は、下方向へのシナリオでした。

日足のミドルまで落ちてきましたね。

 

111 円を完全に割って

4 時間足レンジの下限まで落ちるかどうかが

次のターゲットになります。

 

もちろん、再度ロング勢が息を吹き返して

112 円トライということもあるかもしれません。

 

 

昨日の ゆったり V スキャル の結果です。

 

 

 

 

 

 

昨日の取引の中では、-13.2pips という中途半端な損切りがあります。

これは、セカンドエントリー後の急騰(逆行)で

当日高値を超えてくる可能性があったので、

リスク回避のために、一つのポジションだけ切りました。

 

結果的には、-25pips の初期設定のロスカットにかからないで

戻ってきています。

 

 

さて、ここで今日のワンポイントレッスンです。

 

ゆったり V スキャル のロスカット初期設定は

ドル円で-20pips、ユーロドルで-25pips。

 

利益は平均すると 5pips くらい。

 

どう考えてもリスクリワードは悪いです。

 

普通に考えると利益が残るとは思えない値です。

もちろん、リスクリワードは勝率を加味しないと意味がない、

ということはわかっていても、疑問は残ると思います。

 

ところが、結果はプラスになっています。

このブログで公開しているトレードは、

私の裁量を入れた自分ルールですが、

裁量を入れない週間無裁量成績でもプラスになっています。

 

なんだか不思議ですよね。

 

 

損大利小なのに、プラスになっている。

リスクリワード、ペイオフレシオは悪いのに、

プロフィットファクターは良い。

これが重要なポイントです。

 

初期設定のロスカットは大きくする。

ただ、いつもそのロスカットにかかるわけではない。

微損で終えるルール適用もある。

そして、ロット数も変化する。

 

その結果、ある一定の期間における

総獲得利益と総獲得損失を比べると、

総獲得利益が大きくなる。

つまり、プロフィットファクターは 1.0 より大きくなる、

ということです。

 

一つ一つのトレードの設定は損大利小だけれど、

ある一定期間の全体の結果は損小利大。

 

逆に言うと、

一つ一つのトレードの設定を損大利小にしているからこそ、

ある一定期間の全体の結果が損小利大になるのです。

 

 

「 木を見て森を見ず 」

 

ではなくて

 

「 木も森も見る 」

 

 

これで行きましょう。

 

 

 

大変ご好評をいただいている ゆったり V スキャル。

多くの方に手にしていただきありがとうございます。

 

本日で、公開記念価格は終了となります。

明日から値上げとなりますのでご了承ください。