なぜ、ハイローバンド(HighLowBands)で決済タイミングを見るのか?:2018.07.27
おはようございます。
Do. です。
昨日の夕方以降、70pips 程度上昇したドル円ですが、
一昨日の高値までは届かないで下落してきました。
昨夜の ECB ドラギ総裁の会見以降、
下落するユーロドルの逆相関の形で上昇してきたのですが
今のところ、その流れが一服です。
少し反転してきましたが、
東京オープン後もこの流れ、継続するかどうか。
今夜の 21 時 30 分の米 GDP 速報値にも要注意です。
今日のワンポイントレッスンはハイローバンドの話です。
私にとっては新しい部類に入るインジケーターなんですが、
非常に重宝しています。
ハイローバンドは、その名の通り、高値と安値を表示するライン。
ローソク足の本数だけパラメーターで設定すれば良い、という
とてもシンプルな作りですが、
様々な使い方ができます。
ゆったり V スキャルでは、決済タイミングに使っています。
一昨日のトレードのこのチャート。
右側の 2 つ目のトレードを見てください。
これは、+0.5pips で終わっているトレードですが、
建値決済ではありません。
ハイローバンドによる、基本ルール通りの決済になります。
ショートで入ったトレードになるので、
エントリー直後、もう少し下へレートが伸びれば決済することができました。
ところが、-2σ にもタッチしないでレートは戻っています。
このような時は、決済ポイントとして使っているハイローバンドが
エントリーした建値に近づいてくるんですね。
これ、実は、とても重要です。
例えば、利益が 10pips で利確、というように
固定 pips で利確ポイントを決めてしまうと、
上記のようなチャートでは、いつになっても利確することが出来ないで、
損切りになってしまいます。
それが、ハイローバンドを使うことで
利確ポイントが近づいてきてくれます。
場合によってはマイナスでの決済の時もありますが、
大きなロスカットにならないで済む場合が多いです。
昨日お伝えした、建値決済と同じで
地味だけど非常に重要な役割りをになってくれているんですね。
だから、このような状況でハイローバンドにタッチした場合は、
躊躇なく決済することが大切です。
利益が伸びなければ早めに決済して次のトレードに備える。
チャンスはいくらでもあるので、さっさと逃げるのがスキャルの鉄則です。
もちろん、利益が伸びる方向にハイローバンドを押し下げている状況(上記のようにショートエントリーの場合)では
利を伸ばす、という判断もできます。
昨日の V スキャルの結果です。
さて、販売中止になっていた、V_system Pro ですが、
本日より、販売再開とさせていただきます。
以前から再販のご要望をたくさんいただいておりました。
大変お待たせいたしました。
夏休みシーズンも近くなって、まとまって時間が取れる時に
しっかりと学んでいただければ嬉しいです。