あらゆることに絶望して期待せずに生きろ:2018.07.22
おはようございます。
Do. です。
先週末、珍しく札幌の本屋に行きました。
基本的にアマゾンの中古の本を買っているので
書店で新品を購入することはまずありません。
でも、たまには本屋さんに行くのも良いですよね。
新しい情報にばったり出会うこともあります。
先週はこんな素敵な本に出会いました。
『 日本再興戦略 』
著者は落合陽一さん。
落合さんについては、情熱大陸で見てびっくりした、
ということを以前、話したことがあります。
あの、落合さんがどんなことを書いているんだろう?
と、最初は興味本位でパラパラとめくりました。
これが、とんでもなく面白かったんですね。
久しぶりに、赤鉛筆で線を引きながら付箋をつける読み方で
最後まで読んでしまいました。
この本の最後に、ご自身のツイッターでつぶやいた文章が掲載されています。
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ポジションを取れ。
批評家になるな。
フェアに向き合え。
手を動かせ。
金を稼げ。
画一的な基準を持つな。
複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに
自分なりの価値を見出して愛でろ。
あらゆることにトキメキながら、
あらゆることに絶望して期待せずに生きろ。
明日と明後日で考える基準を変え続けろ。
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この文章の中で、僕が好きなのはここです。
あらゆることにトキメキながら、
あらゆることに絶望して期待せずに生きろ。
特に、
「 絶望して期待せずに生きろ 」
というところ。
この短い一言は
「 最大限の可能性を秘めている生き方 」
を、逆説的に表現していると感じました。
目標や目的を掲げてそれに向かって
日々をすごす、という考え方があります。
それはある意味、必要とは思いますが、
大きな制限にもなりかねません。
かかげた目標や目的の外には目が向かなくなりますし、
気が付かなくなってしまう恐れがあります。
それよりも、何も決めないで
今を生ききる。
その方が自分の可能性は広がる、と感じています。
そもそも、自分、という存在自体をどのように捉えるのか、
ということに話はつながっていきます。
自分はすべての全体のほんの一部でしか無いとしたら
ゼロにしてしまったほうが良いのかもしれません。
自分という視点をはずすためのきっかけ、ととらえると、
この本はおもしろいなあ、と思っています。