NYダウなどの各国株式市場、米10債利回り、そしてチャートのテクニカル:2018.07.20 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
久しぶりに急落しましたね。
昨日の急落は勢いがありました。
珍しく、高速ピラミッティングの条件がそろったので実践しました。
このロジックについては番外編でお伝えできるかもしれません。
さて、昨日はイレギュラーなことが多い一日でした。
日中、MT4 が止まったんですね。
最初は PC の故障かな、と思ったのですが
NTT の回線内の故障、ということが問い合わせてわかりました。
復旧まで 2 時間くらいかかったと思います。
こればかりは、自分ではどうしようもないので、
その時にできることをするだけです。
3G 回線はつながっていたので、
スマホで値動きを確認しながら回復を待ちました。
ちょうど、決済タイミングで回復してくれたので
ラッキーでした。
それが昨日の 1 セット目、これです。
2 セット目は別の意味でイレギュラーでした。
いい感じで、ファーストポジション、セカンドポジションのロスカット場面を
経験することが出来ました。
昨日も書いたように、
なかなかサードポジションを保有する場面をお伝えできなかったので
良かったです。
セカンドポジションもちょっとイレギュラーで、
2 つにわけて持っています。
大きなポイントは、サードポジションを持った後の判断です。
これは、その他のアセットなど
すべての状況を判断材料にする自分ルールでのサードポジションホールドの仕方です。
これは、あくまでの私個人の自分ルールなので
参考程度に聞いていただければと思います。
まず、テクニカルとしてのチャートの判断。
これは、5 分足~ 1 時間足でダブルトップの状況で
サードポジションを持った段階では
もう少しダブルトップのレートまでは上値余地がある状況。
ロスカットの-20pips のレートはダブルトップのレートよりも上にあって、
ダブルトップから落ちてくるとロスカットにかからない。
また、その後の経過を見ていくと
1 時間足のローソク足がずっと上ヒゲで数本同じレート近辺で
似た形状( 十字線も含む )。
これは、高止まりの判断ができる状況。
あとは、21 時半のアメリカの指標待ち。
この指標では、新規失業保険申請件数が 20.7 万件で
事前予想の 22 万件を下回って雇用情勢の改善が期待される結果。
同時刻のもう一つ、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、
+25.7 で、予想の +21.5 を上回ってアメリカの景気の堅調さが確認されました。
この結果を受けて、ドル円は 15pips ほど伸びましたが
そこで息切れ。
指標が良くてもドル円の上昇傾向は継続するだけの
エネルギーがありませんでした。
もう一つの視点としては、
昨日の東京市場( 日経225 )以降の各市場の動き。
これは今朝の世界株.com のサイトなので、時間が経過していますが
およそのことはわかると思います。
東京、上海、香港は下げています。
夕方以降、のヨーロッパ市場、ロシアもほとんど下落。
ポイントはヨーロッパ時間が始まった 16 時以降のユーロドル、
ドルインデックスの動き。
ユーロドルは急落してドルインデックスが上昇しています。
ドルインデックスというのは、
複数の主要通貨に対する米ドルのレートを指数化したものです。
通貨ペアは 2 つの国の通貨の強弱を示しますが
ドルインデックスは米ドルの価値ということになります。
ドル円が上昇するか下落するかは、
ドルと円の相対的な価値によるものです。
ドルが強ければドル円は上昇しますし、
円が弱くても上昇します。
昨日の午後、ファースト、セカンドポジションがロスカットになった上昇局面は、
円が弱くなったわけではなく、ドルが強くなった、
ということがドルインデックスを見ると判断できます。
円が安くなったわけではありませんから、
今後、円が強い状況になれば下落の可能性があります。
もちろん、ドルが弱くなっても下落です。
そして、ニューヨークオープンを迎えます。
下落で始まることは欧州を見ているとわかりますが、
その後の動きが重要です。
トランプさんのいろいろな発言もありましたが、
下げて始まったNYダウは下落傾向継続でした。
それに加えて、米10年債利回りも大きく下落。
ここまでの複数の状況を総合的に判断して
ドル円下落の兆候があるので、
サードポジションホールド、という自分ルールを使いました。
結果がこれです。
昨日の 2 セット目はこのように、超応用編でした。
これを目指す必要はありません。
ただ、 V スキャルをベースに
自分が培ってきた裁量スキルを加えることで
いろいろな発展形はあるかな、と感じています。
初心者の方は、いろいろな応用編を使うトレードを目指して、
多角的な視点を持つトレーニングをしていくという選択もあります。
もちろん、淡々と基本ルールのみを行っていくだけでも十分です。