バックテストの不整合チャートエラーとモデリング品質の考え方:2018.07.17 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
昨日は祝日ということもあって、朝方少し動いただけで
夕方までは小動きが続きました。
ヨーロッパ時間以降も
朝の安値を割ることがなく小さなレンジ継続でしたね。
今夜はパウエル FRB 議長の半期に一度の議会証言が 23 時からあります。
これは要注意です。
昨日の V スキャルはこの 1 セットでした。
基本ルールは非常にシンプルなので、私は応用ルール、
自分ルールを中心に取引を行うようにしています。
いろいろなパターンを見ていただいたほうが
使っていただいている方の参考になるかな、と思っていますので。
昨日の取引も地味ですが、結果としては +10pips を超えているので十分です。
地味にコツコツ積み上げていくこと。
これが大切だと感じています。
今日のワンポイントレッスンは、昨日に続いて
MT4 のバックテストについて。
私自身の裁量トレードを、自動化する EA を作る時には、
徹底的に半自動売買にこだわっています。
ただ、せっかくの自動売買システムなので
ほぼ、おまかせ状態の EA を作ることはできないかな、
と思い続けていることも事実です。
そんな EA のたたき台を作り始めているのですが、
バックテストはやはり重要です。
そのバックテストを行っていた時に、
どうしても不整合チャートエラーが出てきてしまうんですね。
いろいろと調べてみて、データの問題であることはわかったのですが、
ヒストリカルデータの取り込み方や各時間足の生成の仕方に
間違いがあったわけではありませんでした。
結果としては、FXDD のヒストリカルデータを
デューカスコピー・ジャパンのヒストリカルデータに変えることで
不整合チャートエラーは 0 でモデリング品質は 90% になりました。
ただ、バックテストはあくまでもバックテストでしかないんですね。
今回は、日足でのバックテストでしたが
基本は1分足のヒストリカルデータから上位の時間足は作っている事になりますので
実際の時間足で検証したわけではありません。
私自身、自分で EA を作るスキルはないので、
バックテストのやり方についてもプログラマーさんに教わっています。
その中で、なるほど、と思ったのがこの考え方です。
バックテストの品質は良いほうがいいのはもちろんだけど、
最も重要なことは、自分が意図していたとおりの動きをしているかどうかを
確認すること。
EA はあくまでも自分が思っていたことを手足になって実現してくれるツール。
基本はどんなロジックを考えることができるのか。
すべてはそこにかかっているんだなあ、
という当たり前のことを改めて認識した次第です。