【 FX 】国際通貨基金(IMF)のSDRの通貨構成比で世界を見る:2018.05.23 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
昨日のドル円は 1 日を通してみると
レンジで終わったな、という動きでした。
方向性としては下落傾向に傾いています。
4 時間足と 1 時間足のミドルラインを上下する動きが続いていますが、
今後、これらのラインがレジスタンスになってきたら
さらに下への流れが強くなってきます。
ただ、今夜( 明日早朝 )の FOMC 議事録公表後、
どのような流れになっていくのか。
そこが今週のポイントです。
今日のワンポイントレッスンでは
ちょっといつもと違った視点で世界の通貨を見ていきました。
歴史をさかのぼると、
英ポンドから第二次大戦以降、米ドルが基軸通貨となった経緯がありますが、
今後の流れはどうなっていくのか。
一つの方向性としては、国際通貨基金( IMF )の特別引出権( SDR )が
今後、基軸通貨の役割をになっていくのではないか、
と言われています。
この流れの中で注目すべき点は
中国人民元の SDR への採用です。
SDR の通貨構成比率は、5 年ごとに見直されています。
前回の見直しが行われた 2016 年。
それまでは、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円の 4 通貨だったのですが
2016 年からは人民元を加えて 5 通貨になりました。
現在の 5 通貨の構成比率はこの様になっています。
米ドル 41.73%
ユーロ 30.93%
人民元 10.92%
日本円 8.33%
英ポンド 8.09%
私は、この数字を見ておよその世界の通貨の強さを感じています。
今後は、ゴールドがどのように SDR と絡んでくるのか。
そして、全く違う通貨の流れとしての仮想通貨の可能性。
これらを俯瞰して世界の資金の流れを見ていきたいと思っています。