【FX】移動平均線は傾きとレートの乖離に注目する:2018.04.03 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
イースター明けのニューヨーク。
ダウがまた急落しましたね。
相変わらず荒い動きが続いています。
ドル円は、ずっとサポートされていた 4 時間足のミドルを割って
一気にレンジの下限を目指している形になりました。
今後、4 時間足の雲をきれいに割ったらすぐに下限です。
もちろん、雲の抵抗で再び上昇していくことも考えられます。
いつものように、どちらもありです。
さて、今日からのワンポイントレッスンは
私が MT4 で使っているインジケーターについて
お伝えしていきます。
全て基本的なことなので中級者以上の方にとっては
そんなこと、当たり前だよね。
という話になると思いますがお許しください。
初心者の方もご覧になっているので、
まずは基本から丁寧に話していきますね。
今日は移動平均線について。
誰もが使っている、といっても過言ではない、
インジケーターの代表選手ですよね。
私のチャートでは、3 本の移動平均線( SMA )を使っています。
フィボナッチボリンジャーバンドのミドルラインの役割も兼ねている 20SMA 。
それから、トレンド戦略の決済時に使う 5SMA 。
あとは、雲の動きをシンプルにしたものとして扱っている 65SMA 。
移動平均線には、大きく分けて 4 種類あります。
私が使っている単純移動平均線( SMA )
あとは、加重移動平均線( WMA )、修正移動平均線(MMA)
そして、指数平滑移動平均線( EMA )になります。
それぞれの移動平均線には特徴があるので
自分が使いやすいもの、用途に適したものを選べば良いのですが、
ここではそこまでは踏み込みません。
私自身は、移動平均線を種類によって使い分けているわけではないからです。
今、使っているロジックにおいては単純移動平均線( SMA )であれば
その役割を十分果たしてくれていまるとの判断です。
では、その移動平均線を使う時、
どんなことに注視しているのか。
ポイントは 2 つあります。
一つは移動平均線の傾き。
そしてもう一つは、移動平均線と現値の乖離。
これだけです。
「 傾き 」というのはわかりますよね。
今、レートがどの方向に動いているのか。
ローソク足では分かりづらい流れの向きを
1 本の線で表してくれるので、
現値がどちらに向かっているのかわかりやすく表示してくれます。
「 乖離 」というとちょっと難しく感じるかも知れませんが
移動平均線と、現値( ローソク足 )が
どれだけ離れているか、ということです。
離れたレートはレートは必ず戻ってきます。
一生離れたままになっている事はありません^ ^
移動平均線とレートとの関係は
離れたり戻ってきたり交差したり。
色々なパターンがあります。
そして、ただ離れている距離を見るだけでも
その時の相場のエネルギーの強さが見えてきます。
エネルギーの強さというのは、
ボラティリティの大きさ、と言い換えることも出来ます。
つまり、今、相場に参加している人と資金ボリュームが
どれくらいあるのか。
そのようなことも感じることが出来る、
という意味で「 乖離 」という考え方は重要になります。
具体的な使い方については
今後お伝えしていきます。
今日のところは、移動平均線には
「 傾きと乖離 」という 2 つのポイントがある、
ということだけ覚えておいて下さい。