【 FX ボラティリティ】一瞬でボラの大きさを判断できるチャートの設定方法:2018.01.31 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
4 時間足ミドルラインとの攻防が続いているドル円。
まだ完全に決着はついていませんが
上値を抑えるレジスタンスとしての 4 時間足ミドルラインの強さが
効いていますね。
ファンダメンタルズ要因としては
黒田日銀総裁のダボス会議での発言以降
円高圧力のほうが強めのようにも思われますが
市場はどう折り込んでいるのか。
考えても仕方がないことは、横に置いておいて
しっかりと目の前の、
ありのままのチャートを見ていきましょう。
今日のワンポイントレッスンでは
ボラティリティの見方、そして、
レンジ勝ち逃げ大作戦のエントリー判断との関係について
話ました。
トレンド戦略を狙うとしたら、
ボラティリティは大きければ大きいほど
利益が伸びるので良いのですが、
小さな値幅を取っていくレンジ戦略では
考え方は逆になります。
ボラティリティは小さいほど良いんですね。
では、そのボラティリティの大小を
どこで判断するのか。
非常にシンプルな判断方法が
同じ間隔で平行に引いた水平線になります。
私のオリジナルでは GridDispllay というものになりますが
無料のインジケーターでも探せば出てくると思います。
この、等間隔の水平線の幅が狭ければ狭いほど
ボラティリティが大きく、幅が広ければ
ボラティリティは小さい、ということになります。
天気予報の等圧線と同じですよね^ ^
冬型の気圧配置だと、等圧線が縦になって狭い感覚で並びます。
寒さが厳しく、大雪、低温に警戒しなければなりません。
これがチャートだと、値動きが大きくて
危険だよ、ということになります。
等間隔の水平線を入れたチャートをずっと見続けると
見た瞬間、今は水平線がこの間隔だったら
ボラティリティが小さく、レンジ戦略に適しているな、
ということがわかるようになります。
GridDispllay はボタンで水平線の表示、非表示が選択できるので
とにかく手放せないツールになっています。
さて、昨日から新ルールで始めたレンジ勝ち逃げ大作戦。
結果はこうなっています。
( 今日の動画の録画時からポジションが決済されているので、動画とは少し変わっています )
MT4 の履歴を見ると、「 えっ? こんなに負けたの? 」
と思われるかもしれませんが、データを見ていただいてわかるように
13 勝 2 敗で勝率 86.67% です。
赤色が多いのは、建値決済が理由です。
この、建値決済、昨日の相場では特に多かったのですが、
全部で 10 回もありました。
もし、建値決済を使っていなかったら
どうなったかな?
ということを、一つ一つ確認していきました。
すると、+6pips の利益確定が 6 回。
-10pips の損失確定が 2 回。
ポジション保有中( 調査時 )が 2 回でした。
合計を比較すると、
利益確定が 6 x 6 = 36 で 36pips 。
損失確定が 10 x 2 = 20 で -20pips 。
バックテストのデータでは、
建値決済を使った場合と使わなかった場合では
ほとんど差はありませんでした。
ただ、昨日の結果でこれだけの差になっているので
ひとまず、今日からは建値決済を使わないでやってみます。
引き続き結果を報告しますね。