【 MT4 】EA 最適化によって確信を持った戦略を作る:2018.01.06 今週の振り返り
おはようございます。
Do. です。
昨日の雇用統計、そんなに大きくは動かなかったですね。
CAD 関係の通貨ペアはそれなりの動きにはなっていましたが。
ドル円を見ると、雇用統計前にトレンドが出た形です。
かなりの勢いで 4 時間足の上限を目指しているドル円。
雇用統計後は、その勢いは落ち着いて
少し下がり始めています。
週明け、この傾向がどうなっていくのか。
4 時間足の上限までの伸びしろは、
まだ残っていますよね。
これで限界なのか、それとも
復活して上昇の勢いを取り戻すのか。
どのような動きにも対応できるように
心の準備だけはいつもしておきましょう。
今日のワンポイントレッスンでは、
ちょっと専門的になりますが、
MT4 のストラテジーテスターを使ったバックテストの最適化について。
この、最適化という機能。
その言葉だけを聞くと、
EA を最適化してくれるの?
と思ってしまいますが、そういうわけではありません。
EA の最適なパラメーター設定値を探すために、
一度に複数のバックテストを行うことです。
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EA のバックテストの最適化については、こちらのページを参考にさせていただきました。
2014 年の投稿なので、ヒストリカルデータのとり方は、FXDDのものを使った方がいいと思います。
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この、最適化の機能を使うことで、
最も良いと私が感じているのは、
全体の傾向がわかることです。
結果的には、EA を稼働させる時に使うパラメーターは
1 種類になるので、ピンポイントで
最適なパラメーターを導き出すことは必要かもしれません。
ただ、その、ピンポイントな設定値を出したとしても
全体の意味がわかっていないと
微調整をすることができません。
例えば、利確の値を増やしていくと
結果はこんな風に変化していくんだな。
損切の値を増やしていくと、
こうなるんだな。
通貨ペアによって、その傾向はどのように変化するのかな?
こんなことを感じることこそが
最適化の良いところだと思っています。
その傾向がわかれば
実際に使う時に、確信が持てるし
微調整も可能になってきます。
相場の状況によって
細かく調整するのか。
それとも、大きなスパンで考えて
常にそのスパンの間は微調整をしなくても良い、
といった使い方をするのか。
EA というのは、
あくまでも道具でしかありません。
特に私が自分で使うために作った EA は
かなり細かい調整をできるようにしています。
それは、自在に使うための微調整を
やりやすくするためです。
道具をいかに手になじませていくのか。
その一つの方法として
バックテストの最適化を使っていきたいな、
と思っています。