【 MT4 バックテスト 】裁量トレードの最適化に使う:2017.12.14 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
今朝の FOMC 後は下方向への流れができたドル円。
ちょうど、録画をしている頃には 5 分足のミドルラインを超えて
短期のトレンドが終了したところでした。
今後はレンジに入っていくかどうかを見極めながら
これからの戦略を立ててくださいね。
まずは、+1σ を終値で超えるかどうか。
これを達成できれば、下方向へのトレンドは完全終了です。
その後、-1σ を終値で割った後、上昇してくれば
レンジ形成ということになります。
今日のワンポイントレッスンでは MT4 のストラテジーテスターを使った
バックテストについてお伝えしました。
ちょっと専門的な内容になってしまいましたが、
EA について興味を持っている方はご覧ください。
バックテストの方法については、下記のサイトが参考になります。
http://mt4-traders.com/backtest/mismatched-charts-errors/
このページは、「不整合チャートエラーをなくす」ための説明をしていますが、
まずこのページに沿ってMT4でバックテストをするための基礎になるデータを取り込んで下さい。
これをしないと、正確なデータを得ることができないので、
まず、ここからです。
この準備が終わったら、このページに沿って進めてみて下さい。
http://mt4-traders.com/backtest/
注意点は下記になります。
・バックテスト用のデモ口座は USD 建て口座を使う。
・スプレッドは現在値を使わない。
・通常取引に使っているMT4を使わないでバックテスト専用の MT4 を使う。
これらは、私がこれまで失敗してきた経験から得られた注意点です。
バックテストを使い始めた頃、
どうしても不具合があって取引データがおかしいなあ、と感じた時
何度も Tradeview の担当者の方にメールで連絡を入れて確認していただきました。
結果的には、円建て口座を使っていたことが原因だということがわかって
ちょっとびっくりした事があります。
基本的に、バックテストを行うストラテジーテスターは
ドル建て口座で行うことを前提に作られている、
との見解でした。
ドル建てにすると不具合はなくなったので
そうだったんだなあ、と納得。
やってみなければわからないことって
どんな事でもたくさんありますよね。
私が今行っているのは、
とにかくレンジ戦略で安定した利益を出すための最適値を導き出す、ということ。
今のところ、GBPJPY でテストを行っていますが
これである程度の傾向が見えてくれば
他の通貨ペアでも最適化を行います。
そうすると、裁量トレードの V_system Pro で使っているライン幅の最適値も
見えてきます。
私の基本的な EA の考え方は
まず裁量ロジックがあって、それを検証するために EA がある。
というものです。
そして、さらに自分の手足となる道具としての役割。
いつも手動でやっていることを
チャートを見ることができない時に手助けしてくれる道具。
これが半自動売買システムとしての EA の位置づけになります。
ほったらかしで、何もしなくても稼いでくれるツールではないので
そこは勘違いしないようにしていきたいと思っています。
考えるのは自分自身ですから。