【 FX 検証 】無意識を意識し、迷いのないルールを作る:2017.11.21 朝のライン
おはようございます。
Do. です。
4 時間足のミドルラインが効いているドル円。
先程、ゆるやかな上昇トレンドが終わったところです。
トレンドの後はレンジ。
V字で逆トレンドになる場合も時にはありますが、
まずはトレンドの後はレンジ。
これをいつも感じるようにしましょう。
考えるのではなく、感じることが大切です。
人が一度に意識できることって、
本当にわずかしかありません。
今日のワンポイントレッスンでは、
昨日お伝えしたように、トール・ノーレットランダーシュの
『 ユーザーイリュージョン 』からの引用です。
この本の中には、はっきりと、次のように記載されています。
意識には単一性という性質がある。
人間は一度に一つの対象を意識するか、
一つの感覚様相、つまり、
聴覚、視覚、触覚、味覚など、
一種類の感覚作用を意識するかのどちらかしかない。
私たちが注意や意識を向けることができるのは、
一つの対象か、
一つの感覚様相に限られている。
例えば、ポジションをもった時に
冷静にエグジットができるかどうか。
そのためには、さまざまな条件を材料にして判断する必要があります。
水平線との関係、上位足の環境認識、
雲やMA。
これらのことを瞬時に判断して、
あるいは、同時に確認して、
「エグジットする」という行動を、意識下で行う。
これらの事が、いかに大変なことか。
そもそも、人はそんなにたくさんのことを
同時に意識して判断できるような動物ではない、
ということ。
さらには、自分がポジションを持っているということは
そこにさまざまな事実ではない、
希望的観測といったバイアスも働いてきます。
どれだけ、不可能に近いことをやろうとしているのか。
誰が見ても明白です。
この事実に気がつくと、
そんなこと、できるはずがないじゃないか!
と思わず匙を投げてしまいそうになるでしょう。
だからこそ、明快なルール化と
意志力を使わないトレード戦略が必要になるのです。
そして、地道な検証の中で
体に刻み込まれた無意識下の経験値。
これが重要になってきます。
真実は地味です。
一歩一歩、進んでいきましょう。