【 FX 基礎 】ギアチェンジを完璧に実行しろ:2017.08.27 先週の振り返り
おはようございます。
Do. です。
昨日は、嫁さんが録画してくれていた NHK のドキュメンタリーをゆっくりと見ていました。
19 日に放送された「 9 秒台へのカウントダウン 」という番組です。
私は基本的にリアルタイムでテレビを見ることはありません。
必ず見る番組は決まっているので録画しています。
あとは、これは私が興味を持ちそうだなあ、
という番組を勝手に嫁さんが録画してくれています^ ^
ありがたいですね。
この番組の中で興味深い部分が 2 つありました。
その一つを今日はご紹介します。
今月の初めの世界選手権の 100m で金メダルをとったジャスティン・ガトリン。
彼がこの決勝のレースについて、「 自分のレーンだけが見える 」状態だった、というのです。
どういうことがかというと、
「 自分の周囲が薄くぼやけて
自分が走るレーンだけ見える”集中状態”だった。
子供の頃のようにタイムや他の選手を意識せず走っていたんだ。」
このように話しているんですね。
この、ジャスティン・ガトリンを指導したのが、ローレンス・シーグレイブさん。
アスリートが最高のパフォーマンスで走り終わったとき、
「 何が起こったんだ? 」というときがある。
「 何も覚えていない 」と。
外界への意識を消し
内面に意識を集中することが重要。
このように話しています。
その指導方法は、心の持ち方について話すわけではなく、
また、タイムも一切はかりません。
呼吸や手足の動かし方を 5m ごとに決めて
選手に覚えさせるという緻密な指導です。
自分の走りだけに意識を向けさせるためだそうです。
具体的には、選手にこのような指示を出します。
スタートダッシュでは息を止める。
飛び出す角度は 32 度。
最初の 2 歩は頭を下げたまま。
太ももを素早く前に出す。
15m 地点ではじめて息を吐く。
20m 地点で息を吸う。
低い姿勢は維持したまま
足の回転数、ピッチを上げて加速する。
細かく決めた動作を徹底的に覚え込ませます。
それがどんな状況でも
心を乱さない強靭なメンタルを生み出すというのです。
集中を邪魔するもの全てから自分の身を守るため
心に分厚い鎧をまとう。
そうすれば自分のレーンがトンネルに見えて
そこを走る抜けるという現象が起こる。
走りのギアチェンジが完璧に実行され
フィニッシュしたとき最高の結果が生まれる。
選手の視界からほかの選手や観客が消えて
自分のレーンだけが見える究極の集中状態。
世界選手権で優勝した、
ガトリンにもこの現象が起きていたのです。
では、FX を実践するにあたって、
このトンネル現象を起こすにはどうしたら良いのか。
基礎力を徹底的に作っていく習慣化のトレーニングがポイントです。
詳しくは動画で。