【 FX 勉強 】複利で増えていくFXの勉強法:2017.07.04
おはようございます。
Do. です。
今日は7月4日なのでアメリカは独立記念日で祝日です。
重要指標の発表もなく、夜の動きはもしかしたら少ないかもしれません。
ただ、これもバイアスは禁物です。
動きが少ないだろう、と思い込んで、
レンジ戦略での複数ポジションのセットなどには特にご注意ください。
マーケットへの参加者が少ない場合は、
いつもより少ない資金の動きが、大きな影響を与えることがあります。
急激なレートの変化も起こり得ますのでご注意ください。
今日のワンポイントレッスンで紹介したのは、細野真宏さんの本です。
『経済のニュースがよくわかる本』のシリーズが有名な方です。
たまたま、今読み返していて、面白いなあ
と思ったのが『数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本!』
ちょっと意味がわかりづらいタイトルですよね。
ロジカルに思考していけば、物事を読み解くのが早くなる、
ということなのかな、とも思ったのですが、ちょっと違うようです。
まだ読み始めたばかりなので、全体のお話は読み終えてからお伝えしますね。
今日、紹介したかったことは、
「y=x」ではなくて「y=x²」を意識した勉強法です。
これは勉強法だけではなくて、FXのトレーニング方法や
チャートの見方など、どんなことにもあてはまります。
細野さんはこのようにおっしゃっています。
「y=x」的な勉強法というのは、「知識をどんどん増やしていく方法」で
「10個の知識」に「1つの知識」を加えると「11個の知識」になる、という勉強法。
一つ一つ、積み重なっていくので、「y=x」のような 1 次関数(直線)になります。
(動画ではトレンドラインを使って書いてみましたがちょっと無理がありましたね^ ^)
一方、「y=x²」的な勉強法というのは、
一つの情報が得られた時、「これの意味は何だろう?」
と考えるんですね。
最初の頃は全くイメージがわかないのでわけがわかりません。
チャートを最初に見た時もそうだったと思います。
ところが、「ある時点」から急速に理解するスピードと理解度が上がってきます。
このポイントは、マルコム・グラッドウェルが言っているティッピング・ポイントとも同じ概念だと思います。
なぜこのような急激な変化が訪れるかというと、
「新しい知識」が得られた時に、「それまでに得られた知識」との関係を考えるので、
多くの事柄が見えてくるんですね。
そうなってくると、応用力が身についていますから
部分ではなくて全体を把握して判断ができるようになっています。
これは、イメージが 2 次関数(放物線)に近いので
「y=x²」的な勉強法と読んでいるのです。
最初はゆっくりとしたスピードでしかありませんが、
このような思考で物事を常に理解しようとしていると、
結果的には一気に理解度が上がって、思っていたより早くゴールに近づくことができた、
ということになります。
物事の表面ではなく、
常に本質に意識を向ける。
ちょっと角度を変えるとこのような言い方もできるかもしれません。