投資トレーニング通信 第 7 回:環境と習慣の力を味方にする

第 7 回:環境と習慣の力を味方にする

 

こんにちは。

Do. です。

 

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【 投資の本質は自然科学で証明できる 】

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本日は、8 回シリーズの第 7 回になります。

 

今回は、第 3 回目で
別の機会に、とお伝えしていた
環境と習慣についての話です。

 

なぜ、私が毎日、
ブログに記事を書き
動画をアップしているのか。

 

その理由の一つに
「 メンバーさんの環境と習慣づくり 」
というとても大きなテーマがあります。

 

いくら良い教材を購入したとしても
実践して継続できなければ
全く意味がありません。

 

結果を出すためには
少なからずトレーニング期間が
必要になります。

 

その間、
自分が行動していることに
確信を持って
継続できるかどうか。

 

その継続には
環境と習慣が必要です。

 

毎朝、Do. のブログや動画を見れば
昨日の振り返りや
いろいろな情報を得ることができる。

 

そうすることで、
まずは FX に毎日接する環境を
構築することができる。

 

毎日見ているうちに、
習慣化されて、
「 よし、今日も頑張るぞ!」
と気合いを入れなくても
自然にトレーニングができるようになる。

 

私は、
この流れを作りたい、
と思って毎日の行動を継続しています。

 

人間の脳は
できるだけエネルギーを節約したいので
どんなことでも
習慣にしてしまいたい、
常に楽をしたい、
と考えています。

 

この本能は非常に重要です。

 

習慣が形成されてしまうと
脳は意思決定には
まったく参加しなくなります。

 

脳はやることがたくさんあるので
他の作業に移ることが出来ます。

 

こんなに便利な本能を
使わないともったいないですよね。

 

史上最強のスイマーとも言われている
マイケルフェルプス。

 

彼は「 習慣の力 」を徹底的に利用して
4 度のオリンピックで23個の金メダルを
獲得しました。

 

その中でも最も印象深いのは
北京オリンピックの200mバタフライ決勝。

 

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2008 年 8 月 13 日の朝 6 時半。
マイケルフェルプスの
目覚まし時計が鳴った。

 

すぐに北京オリンピック選手村の
ベッドを出て
いつもの日課を始めた。

 

レース開始は 10 時。
スタートの 2 時間前から始める
ストレッチやウォームアップも
いつも通り。

 

午前 9 時 56 分。
スタートの 4 分前。

 

フェルプスはスタート台の後で
軽くジャンプをし、
腕を 3 回まわした。

 

12 歳の時からすべてのレースで
していることだ。

 

そして、
ブザーが鳴ると同時に飛び込む。

 

水に入った瞬間
何かがおかしいと思った。

 

ゴーグルの内側が
曇っているのだ。

 

3 回目のターンが近づいたときには
ゴーグルの中に
完全に水が入り込んでいた。

 

何も見えない。

 

しかしフェルプスは
落ち着いていた。

 

他のことはすべて
計画通りだ。

 

ゴーグルに水が入ったのは
ちょっとした脱線で
心構えはできていた。

 

ミシガンのプールで
練習中、暗闇の中で
泳いだこともあった。

 

すでに頭のなかで
シミュレーションを行っていたのだ。

 

最後の 50 メートルに入ると、
ストロークを数えはじめた。

 

21 回目のストロークで
腕をいっぱいに伸ばして水をかき
壁にタッチした。

 

ぴったりのタイミングだった。

 

ゴーグルを勢いよく取って
電光掲示板を見上げると、
自分の名前の横にWR(世界新記録)
の文字が見える。

 

また一つ
金メダルを勝ち取ったのだ。

 

フェルプスは 10 代の頃から
毎晩、寝る前と朝起きたときに
パーフェクトなレースを
思い描いた架空のビデオを
頭の中で見ていた。

 

北京での 200m バタフライの決勝時も
このビデオを回すだけで良かったのだ。

 

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トレーニングで出来ていることしか
本番ではできません。

 

こんな当たり前のことを
無視してトレードに望んでいる人が
多いことに驚きます。

 

本番で意志力を使わず
迷いのないエントリーと
迷いのない決済を繰り返す。

 

そのためには
環境と習慣を味方につけた
トレーニングが必須です。

 

トレーニングでの実践が
完全に習慣化されたら
小さなロットから本番に入ります。

 

まずは小さな勝利の積み重ね。

 

その先にしか
継続安定した投資はありません。

 

 

今日の話はここまでとなります。

 

それでは、引き続き、
ちょっと変わった投資のお話、
あと 1 回で終了です。

お楽しみに。

 

 

※ 参考図書:『 習慣の力 The Power of Habit 』
       チャールズ・ヂュヒッグ
       渡会圭子|訳

 

 

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→ 続き:第 8 回:科学者のように考えよ《 Think like true scientist 》
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