投資トレーニング通信 第 1 回:35 年の住宅ローンを逆複利で考えたら?

第 1 回:35 年の住宅ローンを逆複利で考えたら?

 

こんにちは。

Do. と申します。

 

今日から 8 回分のコラムの担当を
させていただきます。

 

よろしくお願いいたします。

 

私は、「心」と「お金」そして
「自然」との関係を徹底的に
追求してきました。

 

その 3 つの関係性を
明らかにすることによって
「やりたいことをやり続ける人生」
を送る。

 

そんな真の投資家になる方法を
研究し続けています。

 

今回の 8 回シリーズのテーマは、

 

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【 投資の本質は自然科学で証明できる 】

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一体どういうこと?

 

というテーマに
あえて切り込んでいきます。

 

目からウロコの話が
盛りだくさんなので
楽しみにしていてください。

 

第 1 回目の今日のテーマは
【 複利 】です。

 

この、複利、
実は自然科学の大敵でもあります。

 

私自身は何か物事を考える時、
自然界ではどうだろうか?

 

という視点に置き換えると
ほとんどの問題の
答えを得られています。

 

ところが、
この、複利という概念は
自然界にはありません。

 

自然の一部でしかない私たち人間が
理解できないのも当たり前、
ということになります。

 

では、なかなか現実的なこととして、
受け入れがたい複利の話を、
とても現実的な話を交えて書いてみますね。

 

私は、以前
建設業を経営していたことがあります。

 

ほとんどの方が住宅ローンを使って
家を建てます。

 

その多くは 35 年ローンです。

 

住宅金融支援機構の、
2016 年度のフラット35利用者調査によると
注文住宅融資利用者の平均年齢は 42.1 歳で
15239 件もあります。

平均建設費は 3,308.2 万円。

 

金利を 2.5 %とすると
元金と利息の返済総額は、
35 年間で 4,966.9 万円になります。

 

利息を合わせると、
元金の約 1.5 倍の支払いになります。

 

では、この住宅ローンの思考を
ひっくり返してみましょう。

 

複利を現実に落とし込むために、
ちょっと逆転の発想をしてみてください。

 

10 万円が月利 5 %で 35 年間、
複利で増えていったら・・・

 

どんなことになるのか?

 

是非、地道に計算機をたたいて
手書きで一覧表を
書いていってみてください。

 

そうすると
複利の本当の凄さを実感できます。

 

エクセルや複利計算サイトは
使わないでくださいね。

 

それでは表面的に
あ、そうね、
なんだかすごいみたいね。

 

と、人ごとで終わってしまいます。

 

私は、チャートを体で覚えるために、
毎日、手書きで書いていた時期があります。

これですね。

https://fxdo.co.jp/chart/

 

このように手書きで書くことで、
身体感覚として
チャートを認識できるようになりました。

 

複利についても同じです。

 

身体感覚として
複利の凄さを実感できるようになると、
安易な目先の利益を追うことが
バカバカしくなります。

 

徹底的に検証をして、
より優位性のあるルールで
継続安定した取引をすること。

 

この重要性に気が付きますし、
数ヶ月かかっても、
検証、デモ口座での確認をすることが
当たり前になります。

 

複利を身体感覚として実感することは、
人間の本能にとっては、
チャートよりも、
もっともっと手強い相手です。

 

自然界には存在しない部分での
思考になりますので。

 

毎週末、繰り返すくらい徹底したほうが
身体は覚えてくれます。

 

この感覚を身体が覚えてくれれば
鬼に金棒です。

 

2017年度の日本の国家予算は、
昨年12月の予算案成立時点の一般会計予算で
97兆4547億円です。

 

35 年ローン、いや
35 年複利での元金 10 万円の未来。

 

月利 5 %という現実的な数字でも
あと一息で
国家予算に追いついてしまいますね。

 

住宅ローンと複利を使った投資、
あなたはどちらが良いですか?

 

 

今日の話はここまでとなります。

 

【 投資の本質は自然科学で証明できる 】

 

この壮大なテーマでのコラムの最初は、
複利という、
自然科学が最も苦手なところからの
アプローチでした。

 

次回からは、少しづつ本丸に
切り込んでいきます。

 

それでは、引き続き、
ちょっと変わった投資のお話、
あと 7 回ありますので
お楽しみに。

 

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