トレンドラインプルバック最新バージョン用の検証EA完成
こんにちは。
Do. です。
今週は、トレンドラインプルバックの最新バージョンの仕様を搭載した
検証用EAが届いたのでバックテストを行っていました。
まず、PD_EA用のバックテストを50回ほど行って
おおまかな設定が見えてきたので
実際にPD_EAを使って試してみました。
昨日一日だけの稼働になりますが
バックテストの勝率66.93%は超えてきました。
昨日のように長めのトレンドが出ることが多い相場では
終盤にエントリーしない限りはほぼ勝てるので
あまり参考になる相場ではありませんでした。
通常、システムスキャルのサインは
ストップが非常に近いのですが
トレンドラインプルバックのバックテストでは
直近最安値高値から10pips程度の距離をとるほうが成績が良かったので
まずはその設定で動かしてみました。
結果がこれです。
・重複通貨ペアあり


・重複通貨ペアなし


勝率はバックテストより良いので問題ないのですが、
リミット、ストップにかかっていない
時間経過決済でのプラス決済が多いことがわかります。
ストップを深くしたので、
リスクリワード 1:1 の設定のリミットも
同じく遠くなってしまったので
リミットに届きづらくなりました。
時間経過決済は60分でのテストなので
これが短すぎた、という結果です。
CADJPYだとこんなトレードです。

3回のトレードのうち、最後の1回だけが
リミット到達での利確です。
今後、時間経過決済、ストップシフトを
もう少し精査していく必要がありますので
引き続き検証を行っていきます。
バイナリーのバックテスト
トレンドラインプルバックは開発当初から
バイナリーロジックとしても使えることを想定して作ってきました。
そこで、検証用EAにも
バイナリー用の決済モードを搭載しています。

バックテストでのエキスパート設定ですが、
「バイナリー決済」という決済モードがありますよね。
単純にエントリーして何分後に決済する、
という決済ロジックなのでシンプルです。
最初は、5分足でバックテストを行っていたのですが
良くても勝率50%少し、という状態でした。
バイナリーの場合は、最低でも55%、
できれば50%台の後半くらいの勝率は必要です。
そこで、テストを行う時間足を5分足から15分足に変えてみました。
トレンドが強めに出たときのプルバックを狙うロジックなので
15分足のほうが良いかもしれない、と思ったんですね。
すると、ニューヨーク時間に設定すると
勝率が60%を超えてきました。
(2021年の1年間のバックテストです)





パラメーター設定をいろいろと変更して
GBPJPYでの設定は見えてきました。
今後、時間帯を更に精査すれば
ベースとなるGBPJPYの設定が決まるので
それをもとに他の通貨ペアで通用するかどうかを確認してみます。
エントリー回数が少ないロジックなので
複数の通貨ペアで使うことができれば面白くなります。
今後はフォワードテストも行っていきますが
良いことをお思いつきました。
最近、裁量トレード用で
MT4でエントリーを行った時に
同時に国内証券の口座でもエントリーするツールを作りました。
MT4でエントリーを行うと
その直後に証券会社のツールの
エントリー箇所をクリックしてくれるツールになります。
これを使えば、バイナリーでも
検証用EAを使って自動売買でのフォワードテストが
可能かもしれません。
トレンドラインプルバックは少し長めの判定時間がいいので
Bi-winningを使う予定です。
Bi-winningのサイトであれば
通貨ペアは固定になりますが、
20分といった長めの時間でも
複数のクリックでのエントリーができそうです。
ちょっと実験してみます。